今日から6月号。安間里恵ちゃんとキヤノンEOS-1D Mark IIIの登場だ。撮影日は5月末頃。お借りした実機はβ機だったので、出荷版とは多少異なる可能性があることをご了承いただきたい。ここのところ同じスタジオが続いていたので、今回は別なスタジオを使った。天気は時間帯によってピーカンになったり曇ったり。ちょっと露出を決めにくい天候だ。
キヤノン EOS-1D Mark IIIの主な仕様は、有効画素数約1,010万画素のAPS-HサイズCMOSセンサー搭載、最大記録画素数3,888×2,592ピクセル、ISO感度100~3200(ISO50と6400の感度拡張可能)、バッテリーはリチウムイオン充電池(LP-E4)、メディアはCFとSDメモリーカードのデュアルスロット、約23万画素3型TFT液晶……など。Mark IIからの3年ぶりのメジャーチェンジ。期待している人も多いと思う。またこのクラスのカメラとしては珍しくライブビューを搭載しているのも興味深いところだ。
今回使ったレンズはEF 24mm F1.4 L、EF 35mm F1.4 L、EF 50mm F1.2 L、EF 24-70mm F2.8 Lの計4本。全てLレンズの豪華ラインナップだ。私服のシーンは全てEF 24-70mm F2.8 Lのズームレンズを使用、水着のシーンはその場その場で適当にピックアップしている。筆者所有のEF 50mm F1.4 Lや35mm F2、24mm F2.8などと比較すると、全てのレンズが85mm F1.2並みのサイズでズッシリ重い。
ここのところローエンドのコンパクトな一眼レフや、仕事で使うニコンD2Xも比較的小型のレンズが多く、Mark IIIとLレンズを持った時の感想は……ひとことで「重かった」だ。その昔、EOS DCS 1c/3c、EOS D2000などをメインにしていた頃は、普通に70-200mm F2.8 L、たまには300mm F2.8 Lなどの大型レンズを振り回していただけに、約10年の歳月で体力と腕力が随分衰えてしまったようだ。
カメラのセッティングは、上のセクションがISO100、JPEG:Large/Fine、WBはオート。下のセクションが、自然光のシーンはISO100/WB:オート、照明(RIFA)を使ったシーンはISO400/WB:電球に固定している。色関係の設定はすべて標準。ただし、液晶モニタの明るさだけ事前のチェックで少し明る目だったので、ひとつ落として設定している。
安間里恵ちゃんは、たまたま別件の撮影で撮ったことがある。その時は水着のグラビアでなく、女の子3人組みで、公園やカフェ、ショッピングなどのシーンだった。パッと見た感じも話した感じも大人っぽいのだが、実は21才。ダンスの先生もしているとの事。初めはダンスを習っているのかな!? と思っていたものの、先生と聞いてちょっとビックリ。(つづく)
actress 安間里恵@STRAYDOG PROMOTION
photographer 西川和久 キヤノン EOS-1D Mark III EF 24mm F1.4 L,EF 35mm F1.4 L,EF 50mm F1.2 L,EF 24-70mm F2.8 L
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2007/06/08 01:56
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