今回、どちらも水着に見えるが、前半はオフショットにあるTシャツを脱いだ状態なので、一応私服にカウントした。レイアウトしはじめは、Tシャツを着たパターンと混ぜていたものの、どうも絵にまとまりが出ずTシャツの有無で2週に分けることにした。
カメラのセッティングなどは先週と全く同じ。ご覧のように水着1の方が天気が悪く曇天。私服は若干日が出ている。また、液晶の表示とヒストグラムを頼りに露出を決めていたのだが、少し明るかったようで、全体的に(筆者の好みとしては)露出オーバー気味だ。こればかりはカメラにある程度慣れないと勘がつかめない。
またピンも甘いカットが数枚ある。これは多分AF性能ではなく、強風に煽られながら左手でレフ板、右手でカメラと、非常に不安定な状態で撮っていたのが悪かったのだろう。合焦速度に関しては速くはないが、イライラする程でもない。
バッテリー駆動時間は、ここ数カ月の間に扱ったデジタル一眼レフカメラの中では一番短い。約700枚程度でインジケータの目盛りがひとつ減ってしまった。もちろん使い方にもよるが、筆者の場合、どちらかと言えば長持ちする使い方(ポストビューOFF、内蔵ストロボOFF、あまり液晶は見ない、ライブビューは使わない、設定もほとんど変更しない)なので、実際はもう少し短くなる可能性はある。とは言え、一般的な用途で1日500枚超えることはまず無いと思うので大丈夫だろう。
カメラが届いた時、マニュアルにざっと目を通しアスペクト比3:2(最大3,136×2,080ピクセル)の記録フォーマットがあることに気が付いた。もともとこの連載のレイアウトは3:2となっていることもあり、メニューで4:3から3:2へ切り替えようとしたところ、項目が使えなくなっている。「なぜだ?」と、マニュアルの関連部分を見ると、ライブビュー時のみ有効になると書いてある。確かにライブビューをONにするとこの項目が選択可能に。
ファインダー自体は4:3なのでこうなってしまう仕様もわからないではないが、自己責任でファインダー使用時にも3:2になってくれる方が、後からトリミングしなくて済みメディア効率も若干良くなるので助かるのだが……。E-330とは違い、液晶モニターが固定され、この手の撮影では使い辛かったのでライブビューは使っていない。(つづく)
actress 夏美@cubic-web
photographer 西川和久 パナソニック DMC-L1 LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm/F2.8-3.5 ASPH.
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2006/09/15 02:04
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