9月号2週目からは通常通りのフォトジェニックウィークエンドになる。パナソニック DMC-L1と夏美ちゃんの登場だ。私服2点、水着2点を江ノ島近辺で撮影した。当日の天気は午前中晴れ、昼は曇りそして少し雨、夕方ちょい晴れ……と、なかなか撮影しずらい1日だった。
DMC-L1は同社初の一眼レフ。そしてフォーサーズ採用と、発表当初からいろいろ話題になった機種だ。主な仕様は、有効画素数750万画素の4/3型Live MOSセンサー搭載、最大記録画素数3,136×2,352ピクセル、感度はISO100/200/400/800/1600、バッテリーは専用のバッテリーパックDMW-BL14、メディアはSDメモリーカード、2.5型約20.7万画素低温ポリシリコンTFT液晶……など。ノンダストシステムやライブビュー対応、光学式手ブレ補正搭載ライカDレンズ LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm/F2.8-3.5 ASPH.付属と、なかなか興味をそそる内容になっている。
レンズは付属のLEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm/F2.8-3.5 ASPH.1本だけを使用。フォーサーズシステムは35mmフィルム換算で2倍になるので実際は28-100mm相当の画角となる。
カメラのセッティングはISO100、ホワイトバランス:昼光色、解像度はLサイズ(3,136×2,352/Fine)。画質パラメータは全てノーマル。レンズの手ブレ補正機能は日中の浜辺ということもあり、十分明るいのでOFFにしている。多くのカットはマニュアル露出で絞りをF5.6にしてシャッタースピードで調整。また掲載レイアウトに合わせるため、3:2へトリミングし、300万画素相当に縮小した。
DMC-L1が事務所に届いた時の第一印象は「思っていたより大きく、レンズを付けるとそれなりに重い」だった。もう少しコンパクトかな!? と勝手に想像していただけに、これは意外だった。ただ実際に使いだすとこの重さとサイズはバランスが良く、ホールドが安定し撮りやすい。操作系はマニュアル露出で使うぶんには、絞りもシャッタースピードも機械式のリングを回すアナログっぽい作り。ファインダーも見やすく、全体的に好印象だ。
撮影日は予想外のアクシデント(?)が発生。9月に入りシーズンも終わったので、遊泳区域の撮影禁止は解除になり左側の浜辺で撮ろうと思ったところ、海の家が解体中で車や人が結構多い。更に今年まだ1回も使ってない岩場は台風の影響か大荒れ。時々飲み込まれそうな大きな波が来る。加えて浜辺も風が強い。この関係もあり、私服1と水着1は同じ場所で撮っているので今週は私服1と水着2から掲載した。とは言え、夏美ちゃんは初海だったらしく元気一杯! 楽しみながらの撮影だった。(つづく)
actress 夏美@cubic-web
photographer 西川和久 パナソニック DMC-L1 LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm/F2.8-3.5 ASPH.
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2006/09/08 01:29
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