今週は富士フイルム FinePix S6000fdと南斗愛美ちゃんの登場。9月は金曜日が5週ある関係で、第1週だけ特別編として一眼レフではなくネオ一眼タイプを使って撮影した。
S6000fdは、同社のレンズ一体型としてはS9100に次ぐ位置づけのモデルだ。主な仕様は、有効画素数630万画素の1/1.7型 スーパーCCDハニカムHR 、最大記録画素数2,848×2,136ピクセル、ISO感度100/200/400/800/1600/3200、35mmフィルム換算28-300mm/F2.8-F4.9の光学10.7倍ズーム、バッテリーは単三型4本を使用、メディアはxDピクチャーカード、2.5型約23.5万画素液晶に加え0.33型約11.5万画素の低温ポリシリコンTFTカラー液晶ファインダー……など。面白い機能として、人物の顔を検出する「顔キレイナビ」を搭載していることだろう。この連載のオフショットなど筆者は普段FinePx F30を使っているので、光学ズーム以外の部分で何処が違うのかも気になるところだ。
カメラのセッティングは全てISO100、ホワイトバランスは昼光色固定、610万画素モードの圧縮Fineで撮影した。また、水着はマニュアル露出でシャッタースピードを1/250秒に固定し、絞りをF4~5.6の間で調整、私服は絞り優先モードやポートレートモードを使用。掲載している写真はレイアウトに合わせて3:2へトリミング後、300万画素相当に縮小している(但し、シャープネスは触っていない)。
撮影日は8月31日。昼から湘南へ行ったのだが、天気は良かったもののもう日差しは弱い。いつも使っている丸レフではあまり光が反射しなかった。少し前まで暑かっただけに、これにはちょっと驚いてしまった。また、レフ板を手で持ちながらの撮影ということもあり、ズームはワイド端からせいぜい50mm近辺の間になっている。
今回、「顔キレイナビ」など、S6000fd固有の機能は使っていない。AFもセンター固定だ。筆者の場合、この手の機能に頼るより、自分で調整した方が手っ取り速い。マニュアル露出時、シャッタースピードは十字キーの上下をそのまま押す、絞りは[露出補正]ボタンを押しながら同じく十字キーの上下を押せばよく、結構操作しやすい。液晶ファインダーは試したものの、S6000fdに限らず昔から好みではなく、結局液晶画面を見ながら撮影した。パソコンで見た時とほぼ同じ見え方なので安心して露出を判断可能だ。
写りに関してはサムネイルの絵を見る限り、肌色の発色はなかなかいいし、当たり前であるがFinePix F30とそっくりな色だ。ボケ味以外、安価な一眼レフの写りと変わらないように見える。しかし拡大画像になるとやはり少し違うことがわかる。CCDのサイズなどいろいろ異なる部分があるので仕方ないところだろう。28mmから300mmまでのレンズを一眼レフで揃えた場合、金額はもちろんサイズや重量も大変なことになるので、気軽さとのトレードオフになる。
南斗愛美ちゃんは8月19日に、ある海の家のイベントで湘南に来ていたらしい。誰か見かけた人はいるかな!?
actress 南斗 愛美@アウラ・エージェント
photographer 西川和久 富士フイルム FinePix S6000fd
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2006/09/01 01:38
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