私服2点目だけ、江の島アイランドスパではなく、昼食後に江ノ島へ向かう橋の下で撮っている。この場所は非遊泳区域なので、シーズン中(ただし週末以外)でも人は少なく、撮影しやすい。ただ潮が満ちていると、ほぼすべて海になってしまうので要注意! 日の回りから、夕方近くがお勧めだ。
カメラのセッティングなどは先週とまったく同じ。屋内の水着(中段と下段左)だけISO200になっている。F2.8程度のレンズであればISO100のままでも撮れるのだが、F5.6になるとさすがにシャッタースピードに無理がある。また手ブレ防止機構は使っていない。撮影許可を得ているとはいえ貸切ではないから、できるだけ短時間で終わらすのがマナーだ。なのでISO感度を上げ、効率を上げる方を選択した。
レンズの画角は私服の上段左70mm、上段右45mm、中段26mm、下段左28mm、下段右28mm。水着の上段左50mm、上段右70mm、中段35mm、下段左50mm、下段右40mmとなっている。テレ端、ワイド端、50mm近辺と意識しながら、ズームレンズを操作している。
今回の撮影枚数は全部で約800枚。スパでの撮影を素早くしたこともあり、いつもよりかなり少ない。そのせいか、バッテリーは2本用意したものの、1本で十分だった。筆者の撮り方(ポストビューOFF、内蔵ストロボは使わない、再生は必要最小限)だと倍以上の枚数はいけそうな雰囲気だ。
液晶ディスプレイの見え方はかなり正確だ。この日、ノートPCは単にメディアのバックアップとして使っただけで、確認はまったく行なっていない。終了後、事務所へ戻ってから画像を確認したところ、PC上で表示した時と差がない。ピーカンでもレフ板の陰で見れば十分確認できるくらいだから、明るく正確な液晶ディスプレイと言えよう。
AFに関しては若干遅めで、たまに迷う。これは使ったレンズが原因かも知れない。撮影中、ちょっとイライラしたことがあった。シャッター音は軽め。好みの問題もあると思うが、もう少ししっかりした音が好きである。ボディのサイズはオフショットを見ればわかるように、ちょうどいいコンパクトさだ。女性でも気軽に扱えるだろう。
余談になるが、この私服を撮った場所では、同時に他の撮影も行なわれていた。男性をロープでグルグル巻き、とちょっと怪しげな内容であったが(笑)、カメラ機材は結構それなり。こちらの方が先に終わったので、少しの間、利依ちゃんと一緒に見学していた。(つづく)
actress 小沼 利依@アウラ・エージェント
撮影協力 江の島アイランドスパ
photographer 西川和久 ソニー α100 DT 18-70mm F3.5-F5.6
|