先週は天気が悪かったので、撮り残した後半の私服2と水着2を撮影しに、湘南へ行ってきた。何と奇跡的にピーカン! 1週間遅らせた甲斐があった。ある意味賭けだったのだが、まさかここまで晴れるとは思っていなかった。
カメラのセッティングなどは先週と全く同じ。ホワイトバランスはどちらも昼光色である。この時期、すでに海の家がところ狭しと建っているため、海岸のいちばん鎌倉寄りと、後半に少しだけ江ノ島へ渡る橋の下を使った。考えてみれば、去年は5月から湘南に来ていたが、今年は既に7月も中盤。例年になく遅い初湘南だ。
実は今回、「多分雨が降らない程度で曇天だろう……」と思い、もう少し色っぽく撮る予定だったのだが、想定外のいい天気。ご覧のように実佳ちゃんはご機嫌で元気一杯、後半以外はとても明るい絵となった。筆者もここ数カ月、天気のいい日は白ホリで大型ストロボ、雨の日に限ってハウススタジオと、外で明るい写真をしばらく撮ってなかったこともあり、楽しみながら撮影した。
一番の売りの手ブレ防止機構は、室内で少し使った程度。ISO200スタートということもあり、さほどシャッタースピードが遅くならい。もちろん海での撮影では手ブレ補正の必要性は全く感じず、全体的に明るい場所では絞りはF5.6、シャッタースピード1/500秒。あたり前であるが、ISO100スタートより倍違う。
使用したバッテリーは前回の残りと、予備にもうワンセット持って行ったのだが、これも予想外に前回の残りを使い切ることなく撮影終了。下手な充電式より持ちがいい。これにはちょっと驚いてしまった。
AFに関しては、さすがにこれだけ明るいと、ワンカットも外していない。シャッタースピードも速いので、少々カメラをラフに扱っても絵的にはまったく問題無し。やはり天気のいい日は楽しみながらシャッターを切れる。
液晶の見え方だが、これだけピーカンだと露出の確認時にレフ板の陰にでも入って見ないと、ほとんどわからない。ただこの点は筆者のD2Xでも同じなので問題にはならず、確認できた範囲においては、液晶とPC上での表示は一致した。
実際に湘南にいたのはたった3時間未満であったものの、顔や腕、背中は丸焼け。久々に夏を感じた瞬間だった。(つづく)
actress 横部 実佳
casting アウラ・エージェント
photographer 西川和久 ペンタック K100D DA 14mm F2.8 ED(IF)、FA 31mm F1.8 AL Limited、FA 43mm F1.9 Limited
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
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2006/07/14 00:00
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