6月号はエプソン R-D1sと山口春菜ちゃんの登場。1週間前は天気がよかったものの、今週は梅雨入目前。一瞬晴れ間もあったが、全般的には曇天だった。したがって海には行かず、水着の撮影でお借りしたビルと、その近辺だけを使って撮影した。
エプソン R-D1sは、一昨年の初代モデルR-D1からのマイナーチェンジ版となる。主なスペックは、有効画素数約610万画素のAPS-CサイズCCD搭載、最大記録画素数3,008×2,000ピクセル、ISO感度200/400/800/1600、バッテリーは専用リチウムイオンバッテリパックEPALB1、メディアはSDメモリーカード、23.5万画素の2型低温ポリシリコンTFTカラー液晶……など。
何と言ってもこのカメラ最大の特徴は、このデジタル一眼レフ全盛時代に、唯一のレンジファインダー式のデジタルカメラということだ。使用できるレンズは、EMマウント(M型互換マウント。アダプターを使用すればLマウントレンズも接続可能)となかなか渋く、熱烈なファンも多いと聞く。
加えてアナログ的なダイヤルやインジケータ、シャッターチャージ用の巻き上げレバーなど、液晶パネルを裏返しておくと銀塩カメラにしか見えないこだわりよう。筆者は所有していないものの、趣味で買って使うならいちばん欲しい(2番目はない)デジカメである。
カメラのセッティングは私服がISO200でWB:昼光色、水着がISO200でWB:昼光色。JPEG/Fine(3,008×2,000ピクセル)、フィルム1モード(人物モード)で撮影した。また多くはシャッタースピードを1/125秒(もしくは1/60秒)に固定し、F5.6を中心にマニュアルで露出を合わせている。レンズは、フォクトレンダー COLOR-SKOPAR 28mm F3.5、35mm F2.5、50mm F2.5を使用した。水着は全て28mm、私服は3本を使い分けた。
撮影中のカットでわかると思うが、今回はいつものRIFAは使わず、キノフロ(約500W)を照明にしている。非常にコンパクトで扱いやすい照明だ。ただ、RIFAと比較すると光が硬い。少しハードな感じに上がるのが特徴である。(つづく)
actress 山口 春菜@アウラ・エージェント
photographer 西川和久 エプソン R-D1s フォクトレンダー COLOR-SKOPAR 28mm F3.5、35mm F2.5、50mm F2.5
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2006/06/09 01:05
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