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5月号【桝本 奈生 + オリンパス E-330】第4週

~印象のよかったE-330


 4週目のカメラの設定は、私服ISO200/WB:オート。水着ISO400/WB:昼光色。他はこれまでと同じだ。ライブビューは私服右上と水着左上だけ使っている。私服を撮っているガード下は、過去レビューやこの連載で何度も使っている場所なのだが、ご覧のように落書きがなくなっているうえ、人通りも極端に増え、待ち時間の方が長くなってしまった。

 加えて最近の代官山は、これまで好んで使っていた場所が片っ端から壊され、新築マンション(?)の工事中だったり、周りに建物が建ったりと、使える場所が激減。先日も別の撮影でロケハンしたものの、撮れそうなところがなく、ディレクターが困っていたほどだ。数年前まではいろいろ雰囲気のある場所が多く、ちょっとしたポートレートを撮るにはいい街だったのだが、もう駄目かも知れない。

 水着を撮っている場所は、筆者の事務所の階段の裏側で、もの凄く狭くて暗い空間だ。ただ、暗いながらも天気のいい日は上から光がピンポイントで入り、それをレフ板で反射させるとご覧のようになかなかいい光となる。欠点は下が砂利なので、水着中央のような格好を長時間していると、ヒザが痣だらけになってしまうことだ。この日、奈生ちゃんは頑張ってくれたが、なかなか痕が消えず大変だった。


 掲載レイアウトの写真の比率が3:2になっているので、もともと4:3の構図からトリミングした。多くのカットは左右がなくなるのでスッキリするものの、水着中央のようにギリギリにフレーミングしてしまうと、トリミングする時にお尻の部分が切れてしまい(逆位置のトリミングはバランスが悪い)ちょっと残念だ。

 余談になるが、一般的なデジタル一眼レフを使って携帯の待受け画面用の撮影をする時は、逆に3:2から4:3のトリミングになる。縦位置の写真の場合は上下がカットされ、顔中心にトリミングすると、おいしい部分を捨てることに……。もちろん少し引いて撮ればいいのだが、頭でわかっていても実際に撮影が始まると、ファインダー内で無意識に考えてしまうので意外と難しかったりする。

 E-330に関しては総じて印象はいい。また特にこれは嫌だったという点もない。これから他社も含めいろいろなレンズが出てくるので、楽しめるシステムになるだろう。

actress 桝本 奈生アウラ・エージェント
photographer 西川和久
オリンパス E-330
ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5, ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5




西川 和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.iwh12.net/blog/

2006/06/02 00:27
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