今週から5月号スタート。オリンパス E-330と桝本 奈生ちゃんの登場だ。もともとの予定では、水着は何処か浜へ行こうと思っていたのだが、東京はGWが終わってから天気が悪く、とても外で水着を撮れる気候ではない。とは言え、これまでと同じパターンでは面白くないので少しだけ工夫した。
オリンパス E-330のスペックは、有効画素数約750万画素のフォーサーズLiveMOSセンサーを搭載、最大記録画素数3,136×2,352ピクセル、ISO感度100/200/400(1600までは拡張設定可能)、バッテリーはリチウムイオン電池BLM-1またはCR123A×3、メディアはCFとxDピクチャーカード、そして上下可動式の2.5型ハイパークリスタル液晶……などである。
今年2月号で同社のE-500を扱ったばかりなので、E-330とどう違うかが興味津々。レンズは、その時と同じZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5に加え、11-22mm F2.8-3.5もお借りした。35mmフィルム換算22-44mmとなるので、広角中心ならこちらの方が扱いやすい可能性もあると思ったからだ。
このカメラの特徴は何と言っても、一眼レフタイプのデジカメではじめてライブビュー機能を搭載したこと。筆者のBlogには「この手の撮影の場合、ローアングルは普通に道路へ寝転がったり、ハイアングルは何処かに登ったりと、面倒がらない限りライブビューは必要無い」と書いたものの、今回は積極的に使ってみた。どのカットが相当するか説明の必要は無いだろう。難点としては、フォーカスロックして構図を決めるとどうしてもピンが甘くなってしまうことだ。
カメラのセッティングは私服がISO100でWB:昼光色、水着はISO400でWB:昼光色もしくはタングステン。SHQ(3,136×2,352ピクセル)のJPEG/sRGBで撮影した。また掲載レイアウトに合うよう、4:3から3:2へのトリミングも行なっている。
桝本奈生ちゃんは、去年8月号のカシオ EXILIM EX-S500と富士フイルム FinePix F10のモデルで登場しているものの、デジタル一眼では初登場となる。また、今回からオフショットを撮るカメラをFinePix F11からF30へ切り替えた。どうも彼女は富士フイルムの高感度系コンパクトと縁があるらしい。(つづく)
actress 桝本 奈生@アウラ・エージェント
photographer 西川和久 オリンパス E-330 ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5
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