2週目もそれなりにレンズを使い分けている。私服の上段は50mm、中段40mm、下段左50mm、下段右31mm。水着の上段左50mm、上段右31mm、中段50mm、下段31mm。カメラのセッティングは、私服はISO200/WB:昼光色、水着もISO200であるが、自然光を使っている3点はWB:昼光色、下段のRIFAを使ったものはWB:タングステンとなっている。
いつもホワイトバランスを固定して撮っている筆者であるが、今回は試しに水着の自然光だけオートホワイトバランスを使ってみた。事務所に日が入ると刻一刻とホワイトバランスが変わるためだ。ただこの作戦は失敗。168枚撮った内、妙に黄色くなり駄目だったのが1/3。トーンカーブで青を触っても直りそうもない色になっている。肉眼でもかなり黄色いので仕方ないものの、せめて水着右上程度の黄色に収まって欲しかった。
前回も書いたように、カメラの設定は色やシャープネス、コントラストに関するところは全て標準。何も触っていない。写真データを見ると少し彩度が高く、シャープネスも高め。コントラストもそれなりについている。カメラの価格帯を考えると、撮ってそのまま印刷するケースを考えているのだろう。特にシャープネスはかなり強い。後から拡大・縮小補間やレタッチするのであれば軽めに設定し直した方がいいと思われる(掲載している写真は縮小後シャープネス処理は行なっていない)。*ist DやDLを使った時は、こんな感じではなかったように記憶しているが、標準設定を変えたのだろうか!?
逆に彩度が高いのは、この赤い水着に関してはハマった。柄も含めいい感じの色が出ている。またWB:タングステンの色バランスはなかなかニュートラル。これまで何度も事務所で撮ったが、ここまでバランスよく撮れたのは初めてだ。多分昼光色も設定などのポイントを探せばもっといい色になると思われる。
31mm、40mm、50mmのレンズを使った感想は、40mmだけ描写面でちょっと他の2本に劣る感じだ。と言うより、31mmと50mmがよすぎるため、パンケーキの40mmは割が悪い……それだけの話である。非常に薄くコンパクトなので扱いやすい面もあり、魅力あるレンズには違いない。
カメラのボディは価格なり。さすがに日頃使っているニコン D2Xとは比較にならない。ただ6万円前後でこの写りでこの操作性なら、趣味で使うには十分。小型なので首からぶら下げて歩くのは楽だ。ISO200スタートなのでシャッタースピードも稼げる。これからの季節、散歩しながら桜を撮るカメラにピッタリだろう。
リンクしてある未莉ちゃんのBlogに、撮影日(3月4日)の様子が少し書かれている。撮った写真をPCへコピーしている最中、何やら後ろでゴソゴソしているなと思ったら、携帯で写真を撮り、Blogの更新をしていた様だ。最近はドラマの収録で忙しいみたいだが、体調は大丈夫なのかな!?(つづく)
actress 秋本未莉( ピンクジャム プリンセス )@ドットシティ
photographer 西川和久 PENTAX *ist DL2 FA 31mm F1.8AL Limited, DA 40mm F2.8 Limited, FA 50mm F1.4
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2006/03/17 00:21
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