今週から11月号スタート。福原千織ちゃんとキヤノンEOS-1D Mark II Nの登場だ。時期的に今月からは浜辺で水着というわけにも行かず、撮影場所は代官山近辺、水着は事務所となった。また、福原千織ちゃんは、8月号でコンパクトカメラのモデルとして登場したものの、正式にこの連載にフルで載るのははじめてだ。
キヤノン EOS-1D Mark II Nのスペックは、有効画素数約820万画素のAPS-H(28.7×19.1mm)サイズの大型CMOSセンサー搭載(画角は約1.3倍)、最大記録画素数3,504×2,336ピクセル、ISO感度100~1600相当(1/3段ステップ)、充電式リチウムイオン電池、メディアはCFカードとSDメモリのデュアル、約23万画素2.5型TFT液晶……などである。先月紹介した5Dほどのインパクトは無いものの、それでも画角は1.3倍の約820万画素。ボディーはEOS-1系のプロ仕様だ。
カメラのセッティングはミドル解像度の3,104×2,072ピクセル/JPEGファイン(sRGB/ポートレート)、屋外はISO100、室内はISO400、ホワイトバランスはDayligthもしくはタングステンで撮影し、画像はPhotoshopでトーンカーブを使いコントラスト補正、掲載サイズへ縮小した(USMは無し)。レンズは私服左上EF35mm、右上EF50mm、真ん中EF50mm、左下EF35mm、右下EF35mm、水着は全て50mmを使用。露出はマニュアル露出でF2.8~F3.2の間とし、できるだけ手ブレしないよう、シャッタースピードを稼いだ。
少し前にEOS 5Dを触ったばかりなので、ある程度感想も書きやすい。まず、ボディーはさすがにこちらの方がしっかりしておりいかにもEOS-1系だ。ただそのぶん、重量は結構ある。片手で握るとズッシリしており、1日撮ると右手がクタクタになってしまう。筆者お得意(?)の片手でレフ板、片手でカメラというスタイルは無理がある重量だ。しかしそんな時に限って2人だけの撮影……。
イメージャがAPS-Cでもフルサイズでもない、28.7mm×19.1mmというのは他社にはないサイズである。撮り始めは中途半端な気がしたものの、しばらくすれば画角1.3倍にも慣れ、レンズを35mm(=44.5mm)、50mm(=65mm)と取り替えながら撮影した。とはいえ、標準に近い50mmを多用したと思う。5Dでメインに使った50mmは、画角1.3倍でもメインとなった。
さて、千織ちゃんを撮影するのは何回目だろうか!? 今年は結構撮っている方だと思う。夏の湘南以来会っていないので、ここ数カ月間にあった話などで盛り上がりながら楽しく撮影していた……。(つづく)
actress 福原千織@アウラ・エージェント
photographer 西川和久 Canon EOS-1D Mark!)N
EF35mm F2 USM, EF50mm F1.4 USM
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2005/11/04 00:03
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