デジカメ Watch
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8月号【桝本 奈生 + カシオ EXILIM EX-S500】編

~電池切れより先に512MBのメディアが満タンに


 8月号は予告通り、毎週違うコンパクトデジタルカメラと女の子に登場してもらうことになった。1週目は、桝本奈生ちゃんとカシオEXILIM EX-S500のコンビネーションとなる。ロケ場所はお台場、しかも7月31日の日曜日だ。人が多いなどの理由からあまり場所は移動せず、混雑を避けつつパッパと必要枚数分を撮影する作戦にした。

 カシオEXILIM EX-S500の仕様は、有効500万画素の1/2.5型CCD搭載、最大記録画素数2,560×1,920ピクセル、ISO感度オート/50/100/200/400(ブレ軽減設定でISO800、シーンモードでISO1600)、35mm換算約38~114mm/F2.7~F5.2の光学3倍ズームレンズ、2.2型TFTカラー液晶、専用リチウムイオン充電池(充電はクレードル経由のみ)、メディアはSDメモリーカード……などである。最大の特徴は、90×13.7~16.1×59mm(幅×奥行き×高さ)というボディだ。これだけ薄いと何処へでも手軽に持って行ける。

 今回はすべて1段階解像度を落として2,304×1,728ピクセル、JPEGファイン、ISO50、WB:Dayligthのみで撮影した。掲載した画像はPhotoshopでトーンカーブを使い、レイアウトに合わせて4:3から3:2の比率へトリミング。気持ちアンシャープマスクを施している。またラージサイズの画像は、いつもより1ランク小さい2,048×1,365ピクセルと300万画素相当だ。実際撮って画質面で感じたことは、コントラストが浅めで、赤色の乗りがあまりよくない。したがってこれを補正するように、トーンカーブを触った。


 私服の写真はレフ板を使っていない。夕方近くの順光か、逆光では砂浜や右の撮影中の写真にもあるように、その場にある白いものを使ってレフ代わりとした。特にこのおしぼりをレフ代わりにする方法は、何かの時に周囲には目立たず使える技なのでチャンスがあれば試して欲しいと思う。同時にテーブルからの色被りも防ぐことができる。

 水着の写真は、左上の空バック以外全てレフ板を使っている。しかし今回はいつも使っている大きいサイズではなく、写真からもわかるように、たためばカバンに入るものを使用した。さすがにこんな雰囲気に写そうとすると、どうしても銀レフが必要になる。ただ少し風が強かったので、左手にレフ板、右手にカメラと手ブレしやすい状態だ。

 この影響もあるかもしれないが、解像感に関しては、コンパクトにありがちな、ワイド端はシャープ、テレ側へ行くほど甘くなる。またCCDのサイズが小さいので一眼レフ以上に露出は気にしなければならない。気軽に撮るには便利なコンパクトであるが、真面目(?)に撮ろうとすると意外と難しかったりするものだ。

 起動やAF速度、メディアのアクセスなどは全般的に良好。待たされることはなかった。またバッテリー駆動時間は512MBのメディアが先にいっぱいになり、普通に使うのなら全く気にしなくても良いレベルだろう。一般的に私服のカットのような写真が撮れれば問題ないので、このクラスとしては十分な性能だと思われる。気になるのはISO50スタート。この日はピーカンだったので大丈夫だったものの、少し天気が悪いと厳しい感度である。もしISO100や200へ上げるとどんな雰囲気になるか!? は今回試していないので何ともコメントできない。とは言え、一眼レフに求めるそれとは明らかに違うので、用途に合えばOKだろう。

 次号は松下電器DMC-FX8の予定。お楽しみに!

actress 桝本 奈生アウラ・エージェント
photographer 西川和久
CASIO EX-S500




西川 和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.cfc.co.jp/knishika/index.html

2005/08/05 00:23
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