前回、普通の単3電池で約1,000枚撮影できたと書いたところ「それはいくらなんでも無理では!?」というメールなどを頂いたので、正確な枚数と撮影条件を書きたい。正確な枚数は869枚。一部、2点目の水着の後に撮った私服まで衣装が同じだった関係でカウントしていたため、100枚ほど多かった。申し訳ない。またカメラの設定はポストビューOFF。加えて同じシーンでは一度露出を決めると液晶表示は全く見ないので、省電力に効果があるのだろう。
多分、ポストビューをONにすると枚数は減ると思われるが、それでも結構な量が撮れるのではないだろうか? いずれにしても、普通の単3電池でこれだけの枚数が撮れると旅先などで使うカメラとしては安心感がある。しばらく専用充電池ばかり使っていた筆者にとってはカルチャーショックだ。
*ist DLを使ってちょっとした操作上のトラブルがあった。それはAEロックボタンである。筆者は普段マニュアル露出を使うのだが、持ち方が悪いのか? 何かの拍子にAEロックボタンを押してしまい、マニュアル露出で設定した値が変わってしまうことがしばしば。ファインダー内の表示が小さいので、被写体に集中しているとなかなか気付かないこともあった。慣れの問題ではあるが、軽く注意した方がいいポイントだろう。
1週目の私服横位置と、今回の右上は少し変わった照明を使っている。500Wのアイランプで上はDaylight、下はTungstenという組み合わせだ。白バックでいつものリファだけでは面白くないかも!? と思い変えてみたものの、考えていた雰囲気にならず失敗だった。
この照明はロケ先の室内ではよく使う手法で、色温度の違う光源をミックスすることによって着エロ系など怪しい感じにするにはピッタリ! とは言え、白バックにはミスマッチだったようだ。大したコストもかからず、はまればはまるので興味のある人は試して欲しい。注意点としては写真のようにDaylight側を上半身側にすること。
話は変わるが、撮影を始める前に「今日はこれを使う!」と*ist DLを見せた時、由梨ちゃんが「あれ!?」と言うので、話を聞いたところ、どうやら今年のフォトイメージングエキスポのPENTAX *ist DSコーナーでモデルをしていたらしい。彼女を撮影した読者の方もいらっしゃるのではないだろうか!? 偶然とはいえ、面白い巡りあわせだ。(つづく)
actress 由梨@アウラ・エージェント
photographer 西川和久 PENTAX *ist DL FA31mm F1.8AL Limited, DA40mm F2.8 Limited, FA50mm F1.4
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.cfc.co.jp/knishika/index.html |
2005/07/22 00:52
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