デジカメ Watch
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~ISO800でも楽々!
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~巨大なRAWデータ!
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~ワイド端11mmは面白い!?
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~やはり便利なダストリダクションシステム
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~フォーサーズの中堅機!
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~いつもより気持ち絞りは開け気味で
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~普及価格帯の35mmフルサイズ機!
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7月号【由梨 + ペンタックス *ist DL】第1週

~プライベートならこれ1台で満足の*istシリーズ


 7月号はペンタックス「*ist DL」、そして由梨ちゃんだ。6月号第4週で「梅雨なので天気だけが心配」と書いたが、その不安が的中してしまった。撮影した7月4日は雨。しかも朝から暗く結構な量が降っている。私服を外で撮るのも困難な状況だ。この原稿を書いている火曜日は曇りながらも時折晴れ間が出るので、1日違いで大違い。海で水着を狙っていただけに残念であるが、お天気だけはどうにもならない。私服右下のカットなど、これで背景が海だったらいいのに! と思ったのは筆者だけではないだろう。

 この関係で当初、水着はもちろんのこと、私服1点もスタジオで撮ることになっていた。とは言え、実際撮影をしていくにつれ、このまま5枚+5枚を並べても面白くないと思い、夕方近くには小雨になってきたので外でも撮影。従って今回、私服1は白バック+赤バック+外、私服2は外、水着1は白バック+赤バック+他の室内、水着2は他の室内……と、いつもより若干背景のバリエーションは増えている。

 白バックと赤バックは知人のスタジオをお借りして撮影したのだが、他の室内は、先日引っ越したばかりの筆者の事務所で撮っている。水着中段の横位置は玄関に敷物を引いて撮ったものだ。使えそうなので、そのうち使うかな!? と思っていたが、予想外に早目の起用となってしまった。

 ただ、この白バック+赤バック+室内(もしくは外)のコンビネーション、一見バリエーションは増えるのだが、ページにレイアウトしてみると意外と難しい。背景が偏ってしまうと見づらいのだ。例えば赤バックが3枚、白バック1枚、外1枚だとどう並べても現在のレイアウトだとアンバランスになる。


 実はこの連載全般に言えることなのだが、毎回レイアウトに苦労する。いい写真がいっぱいあっても、同一ポジションのアングル違いで使える写真は、バランスを考えると1週分中には1枚しか掲載できない。また、他の写真が入ってくると、ここはもう少し引きの方がいいかな!? など、ふりだしに戻ることもしばしば。週刊誌のようにページをめくるならあまり気にならないものの、1ページに複数掲載可能なWebページ特有の悩みとなる。

 さて今回使ったペンタックス *ist DLについて。*istシリーズは筆者が初代から気に入っているデジタル一眼だ。ファインダーの見え方もよく、シャッター音も入門機にありがちなチープな音ではない。レンズも単焦点でよいものが多い、色もナチュラルで癖がないなど、プライベートならこれ1台でOKと思っている程だ。お借りした機材にはズームレンズも含まれていたが、下記の単焦点レンズだけを使用した。どの焦点距離も筆者の好きなレンジである。加えて20mm台が1本あればベストだろうか!?

 前回、ニコン D50はISO感度が200スタートで少し苦労した。しかし、今回は逆に200スタートに助けられた。この悪天候の中、ISO100ではシャッタースピードが厳しくなるからだ。ただ、白バックと赤バックはいつものリファを使ったのだが、もし大型ストロボだと通常ISO100でF11~14なので、絞り切れずに苦労した可能性がある。そう言った意味で、ISO200スタートは用途によって見方が変わる。(つづく)

actress 由梨アウラ・エージェント
photographer 西川和久
PENTAX *ist DL
FA31mmF1.8AL Limited, DA40mmF2.8 Limited, FA50mmF1.4




西川 和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.cfc.co.jp/knishika/index.html

2005/07/08 00:52
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