福山安奈ちゃんは、彼女のファーストDVD「ura.」@沖縄、去年の「Se-女!2@グアム」と、大きいロケが2回、スタジオ撮影で数回、PC Watchでのモデルなどでも撮っているので、撮るのも撮られるのもお互い慣れている。当日は寒く、薄着でいるのはかなり大変な気候だったが、予定通り進んだのもこんな信頼関係から来るものが大きい。また彼女はカメラを向けると普段とは全く違うオーラを出すタイプで、はじめて撮った時は、そのギャップに驚いた(楽しんだ!?)ものだ。名前で検索すると、いろいろなグラビアが出てくるので、興味のある人は見て欲しい。
さて、12月号から撮影中の写真を記事へ入れる事になり、同行しているマネージャにはその撮影に専念してもらっている関係上、実質この撮影は2人だけで行なっているのと同じ状態になっている。レフ板もご覧のように筆者が1人で持ったり、挟んだりして、何とかすることがほとんどだ。
考えてみれば最近仕事では、マネージャはもちろん、ヘアメイク、スタイリスト、ディレクター、アシスタント……などなど、5~10人といった大所帯の現場が多く、いろいろ楽させてもらっている面がある。例えば白堀のスタジオだと、アシスタントに照明などセッティングの指示だけして、シャッターを切るだけということがほとんど。そう思うとこんな雰囲気の撮影は、昔モデルの子と2人であっちこっちウロウロし、訳もわからずレフ板を使い、シャッターを切っていた頃を思い出す。ある意味新鮮だ。
あの頃と今とでもっとも違うのは、時間を計算しながら行動している事、シャッターを切らなくても(セッティング後の)場所を見るだけで上がりの見当が付く事だろうか!? 逆に悪くなったのは必要以上のカットを撮らなくなったことだ。
3番目は個人的には問題だと思っている。例えば、海外ロケへ行き始めの頃は、仕事以外でも、数時間早起きして、宿泊しているホテルの周りを散歩してスナップを撮ったり、現場のオフショットも一杯撮ったり、手持ちのメディアのバックアップが間に合わなくなる程シャッターを切ったり、とにかく何に対しても積極的に写真を撮っていた。もちろん普段もカバンの中にカメラがあった。
しかし最近プライベートは全くカメラを持たない、ロケに行ってもギリギリまで寝てる、オフショットは撮らない、撮影時間を計算して決めた枚数内で止める……など、写真=仕事と割り切ってしまってる。この連載を期に、昔に戻ってもう少し積極的に写真を撮らねばと思っている2005年年頭であった。
actress 福山安奈
photographer 西川和久 FUJIFILM FinePix S3 Pro Ai AF Nikkor 24mm F2.8D, 35mm F2D, 50mm F1.4D, 85mm F1.4D
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.cfc.co.jp/knishika/index.html |
2005/01/28 00:51
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