actress 白川茉知@ネットアージュ
photographer 西川和久 Nikon D1X + Ai AF Nikkor 24mm F2.8D, 35mm F2D, 50mm F1.4D
special thanks DADA@恵比寿店
Frames@代官山店
年間に多くのモデルやタレントを撮っているとどうしても相性が出てしまう。何回撮っても苦手な子は苦手であるし、はじめてでも息がピッタリ合う子もいる。この点はお互い生ものであるのでどうにもならない。もちろん前者に相当する子でも、上がりは仕事レベルで問題無く合格ラインを出すし、回数を重ねるとそれなりに良くなる。しかし、後者の場合初回でもそれ以上の出来となる事が多い。
茉知ちゃんは、一昨年の“Cyber-shot Uで夏休み”で登場している上、仕事でも数多く撮影している。もともと相性はいいので、あまり仕事をしている気にならないのが欠点と言えるかも知れない。しかし、今回の様な悪天候の時には非常に強力なコンビとなる。とにかく寒い、暗い、ずぶ濡れになるといった条件の中、撮影をスムーズに進めるには、場所を決めた時点で、どんな絵になるか?をお互いが理解し、パッパと決めて行く……この繰り返しだ。動ける範囲が狭い割りに短時間でけっこうなバリエーション撮れているのはこのコンビネーションの賜物である。
カメラも同じことが言える。慣れの問題もあるだろうが、相性があると思われる。仕事で使うにしても、趣味で使うにしても撮り易いカメラの方が使ってて気持ちいい。
Nikon D1Xはもう何十万回シャッターを切ったか解らないので、筆者が一番慣れているカメラである事には違いない。日頃、色空間:AdobeRGB、コントラスト:LOW、シャープネス:LOW、圧縮:JPEG/NORMALで撮影しているが、再生画面を見ると、トーンカーブを触った後の上がりが容易に想像付く。外的要因で壊れたことも無く信頼性も抜群だ。
ただ相性がいいか? と言うと、最近そうでもなくなっている。特にAF。ここ数カ月、前ピンや後ピンが非常に多くなってきた。一旦外し出すと何枚撮っても構図を変えない限り合わないという症状だ。パターンとしてふたつあり、ひとつはボケボケの前ピン、もうひとつはフォーカスロックしているにも関わらず、構図の真ん中にピンが合っているケースである。修理に出したのだが、状況はあまり変わっていない。5年間で筆者の視力もかなり落ちてるのでその影響か? とも思い、この撮影後、眼鏡を買い替えた。とは言え、ファインダーを見ている範囲ではピンが合っているので状況は変わらないと思うのだが。。(つづく)
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.cfc.co.jp/knishika/index.html |
2004/11/19 00:23
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