actress 白川茉知@ネットアージュ
photographer 西川和久 Nikon D1X + Ai AF Nikkor 24mm F2.8D, 35mm F2D, 50mm F1.4D
special thanks DADA@恵比寿店
Frames@代官山店
今月から始まった毎週金曜更新のこの連載、1カ月間で計4回、同じカメラ、同じモデルで違うカットを10枚程度ずつ載せる予定である。使用するカメラに関してはこの秋、新型の一眼レフが多数発表されたので出荷を待って順次使って行きたいと思っている。
記念すべき1回目、カメラはNikon D1X、モデルは白川茉知ちゃんだ。Nikon D1Xは筆者がここ何年も仕事で使っているメインカメラ。新機種を借りるタイミングなどもあり、1回目はこれで撮ることにした。
ご覧の様に撮影日は残念ながら雨。昼間から暗い。ただ、この手の写真を撮る時、雨が降ったら降ったで、それっぽい感じに仕上げれば良くあまり気にならない。一番嫌いなのは風である。髪の毛がグチャグチャになるからだ。晴れたり曇ったり、頻繁に露出が変わる天候も必要以上に撮影時間がかかるのであまり好きではない。
手持ちなのでシャッタースピードを稼ぐため、屋外の写真はISO200~400の間で撮影した。筆者の場合、けっこう動きながら撮る関係で、シャッタースピードが1/100秒を切ると、もう危険水域。ブレと画像の荒れ具合と天秤にかけ、ISO感度を上げることになる。
経験上、CCD以外のイメージャを搭載したデジカメは、低照度の時、かなり色乗りが悪い。同じ環境で撮るともっとのっぺりして立体感の無い薄い色の写真になるハズだ。適度なノイズが乗りながらもこれだけの色が出るNikon D1Xは仕事上なくてはならないカメラである。特に着エロ系の撮影は外はピーカンなのに、わざわざ暗い場所へ行って撮ったりすることが多いためだ。
ロケ場所はモデルが雨で濡れない様、ガード下やトンネルなど、できるだけ屋根があるところで撮影した。ある意味、代官山ガード下巡りである。多くの場合、筆者も屋根の下で撮っているものの、引きの写真を撮る時はどうしても雨がかかる所まで下がらなければならない。電子部品の塊であるデジタルカメラは水に弱く、壊れないか!? とけっこうハラハラしっぱなしだ。(つづく)
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.cfc.co.jp/knishika/index.html |
2004/11/05 13:24
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