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ソニー、自分撮りモニター搭載のミラーレス「α5100」
AF性能アップ。Wi-Fi/NFC内蔵
Reported by 本誌：鈴木誠（2014/8/19 13:06）
ソニーは、Eマウントのミラーレスカメラ「α5100」を9月5日に発売する。APS-Cサイズ相当のCMOSセンサーを搭載するエントリークラスの位置づけ。カラーはホワイト、ブラウン、ブラックの3色。シルバーに代わりブラウンが採用された。
店頭予想価格はボディ単体が5万5,000円前後（ブラックのみ）、パワーズームレンズキット（PZ 16-50mm）が7万円前後、ダブルズームレンズキット（PZ 16-50mm、55-210mm）が9万円前後の見込み。
EマウントAPS-C機の「α6000」と「α5000」の間に位置する新モデル。AF周りの仕様はα6000と同様だが、EVFやホットシューを持たず、代わりに自分撮り対応モニターを搭載している。本体デザインはα5000とほぼ共通。
α5100の発売に伴い、現行製品の「NEX-5T」は市場からフェードアウトする予定。初代NEX-5（2010年6月発売）から続いたNEX-5系は、これをもって役目を終える。
APS-Cサイズ相当の有効約2,430万画素CMOSセンサーを搭載。感度はISO100-25600。AFは位相差検出方式とコントラスト検出方式を利用するファストハイブリッドAF。
シャッター速度は1/4,000秒〜30秒、バルブ。ストロボは1/160秒まで同調。電子先幕シャッターを利用可能。サイレント撮影には非対応としている。連写速度は最高6コマ/秒。
液晶モニターはタッチパネル式の3型92.1万ドット。タッチパネルは静電容量式。ピーキング、ゼブラ、MFアシスト（拡大表示）を利用可能。モニターを上方向に約180度チルトし、フレーミングを確認しながら「自分撮りセルフタイマー」機能を使える。
Wi-Fi機能とNFCを搭載。PlayMemories Camera Appsに対応。NFC搭載スマートデバイスとの組み合わせでは、ワンタッチでペアリングと画像転送が行なえる。
記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード（UHS-I対応）、メモリースティックPROデュオ/PRO-HGデュオ/XC-HGデュオに対応。
バッテリーはNP-FW50。撮影可能枚数は約400枚。USB充電に対応。単体のバッテリーチャージャーは付属しない。
外形寸法は109.6×62.8×35.7mm。重量は約283g（バッテリー、メモリースティック込み）、約224g（本体のみ）。
ボディケース「LCS-EBD」（税別4,200円）をα5100と同時発売。カラーはブラック、ブラウン、ホワイトの3色。フラットな底面、装着したままバッテリー交換と充電が可能な点を特徴とする。α5000にも装着可能。
