写真で見るシグマ「SD15」(β機)
Reported by 本誌:鈴木誠
シグマが2月22日に発表した「SD15」(β機)を借りることができたので、外観写真を中心にお届けする。詳細は関連記事を参照されたい。
SD15は、2007年3月に発売した「SD14」の後継モデル。同社デジタルカメラの特徴であるAPS-Cサイズ相当(20.7×13.8mm)の「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」や、画像処理エンジン「TRUE II」を搭載する。発売時期や価格は未定。
外観や操作ボタン類はSD14をほぼ踏襲したが、AEセンサーを新開発の77分割タイプとしたほか、液晶モニターを3型約46万ドットに拡大し、記録メディアをCFからSDHCメモリーカードに変更した。メニュー表示などのデザインもSD14から変化している。
【動画:シャッター動作の様子】
※掲載した個体はβ機のため、製品版と一部異なる場合があります。
■外観
撮影者から見て上面左のDダイヤル。ドライブモードの選択と電源スイッチを兼ねる | シャッターボタン周り。シャッターボタンと同軸にダイヤルを備える |
モードダイヤルと液晶表示部 | バックライト点灯時 |
ペンタ部 | GN11の内蔵ストロボをポップアップさせたところ。手動で引き上げる |
背面右手側の操作部 | 同じく背面右手側 |
背面左手側のボタン類。SD14と同様の配置になっている | 機種名とFoveon X3のバッジ。機種名バッジの上部はリモコン受光部 |
マウント内部。ダストプロテクターを取り外したところ | ミラーアップしたところ |
取り外したダストプロテクター | ホットシュー |
側面のシンクロ端子 | カバー内にUSB端子、映像出力端子、DC-IN端子を備える |
レリーズソケット | 記録メディアはCFからSDHCメモリーカードに変更 |
ファインダー部。上部に視度調整用のスライダーを備える | アイピースを外したところ |
バッテリー室 | バッテリー「BP-21」とチャージャーの「BC-21」。いずれもSD14と共通 |
バッテリーを含む本体重量は758g(実測値) | ファインダー内。視野率約98%、倍率0.9倍、アイポイント18mmでSD14と同じ |
■レンズ装着例
「30mm F1.4 DC HSM」を装着 | 付属のフードを装着 |
■SD14(右)との比較
■画面など
・撮影設定画面
iボタンで表示するカメラ情報画面 | FUNCボタンで呼び出せるファンクション画面 |
QSボタンでクイックセットメニューを表示 |
・再生画面
再生画面(通常時) | 10倍までの拡大表示に対応 |
ヒストグラムなどの撮影情報を表示したところ | 任意の場所を拡大表示し、その領域のヒストグラムを確認することもできる |
・設定メニュー
ピクチャーセッティングの設定画面 |
鈴木 誠
2010/3/29/ 00:00