【 2016/05/27 】
【 2016/05/26 】
【 2016/05/25 】
【 2016/05/24 】
【 2016/05/23 】

タムロン「SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1」

交換レンズ実写ギャラリー
Reported by 吉住志穂

EOS 50D / SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1 / 約3.4MB / 4,752×3,168 / 1/500秒 / F2 / +1.7EV / ISO100 / WB:曇り

EOS 50Dに装着したところ。キヤノン用は6月25日、ニコン用は8月20日に発売。ソニー用も順次発売予定。価格は7万4,550円

 マクロレンズでは珍しく、開放F2の製品です。オリンパスやコシナにもF2の現行マクロレンズがありますが、等倍撮影できるのはこのレンズだけ。APS-C専用なので、F2の割にはフィルター径55mm、重量390gという比較的コンパクトなレンズになのも特徴です。

 超音波モーターこそ採用されていませんが、AFはフルタイムマニュアルに対応。マクロ撮影ではマニュアルフォーカスを多用するので、この機能は助かります。また、インナーフォーカスのためかAFの動作速度も速く、ストレスを感じませんでした。ただし、フォーカスリングの感触はいまひとつ。マニュアルフォーカス操作に支障はありませんが、定評のあるタムロンの90mm F2.8に比べると、慣れるまでごりっとした感触が気になりました。

 画質は文句なし。開放から充分にシャープな描写です。中距離での描写やボケもすばらしいので、花一輪を近接して撮影するだけでなく、群生を叙情的に表現するのにも向いています。もちろん、花を大きくクローズアップするのは得意とするところです。96mm相当の画角やワーキングディスタンスもちょうど良く、使いやすいレンズだと感じました。

 唯一気になったのは円形絞りでないためか、点光源をぼかすと、F4やF5.6で角が目立つこと。F2.8やF2にすれば気にならなくなるとはいえ、円形絞り採用の製品に比べると気を遣う必要があります。逆にいうと欠点はそれくらい。あとは防塵防滴設計なら助かることでしょう。APS-Cサイズ限定なのが惜しいくらいの傑作マクロレンズと思います。
 

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像を別ウィンドウで表示します。

EOS 50D / SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1 / 約3.0MB / 4,752×3,168 / 1/800秒 / F2 / +1.3EV / ISO100 / WB:曇り EOS 50D / SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1 / 約2.9MB / 4,752×3,168 / 1/320秒 / F2.2 / +1.3EV / ISO100 / WB:日陰
EOS 50D / SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1 / 約2.7MB / 4,752×3,168 / 1/1.7秒 / F4 / +1.3EV / ISO100 / WB:曇り EOS 50D / SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1 / 約3.1MB / 4,752×3,168 / 1/125秒 / F2 / +0.7EV / ISO100 / WB:曇り
EOS 50D / SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1 / 約2.6MB / 4,752×3,168 / 1/125秒 / F2.8 / +1.3EV / ISO100 / WB:日陰 EOS 50D / SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1 / 約3.0MB / 4,752×3,168 / 1/160秒 / F2.5 / +1EV / ISO100 / WB:日陰
EOS 50D / SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1 / 約4.3MB / 4,752×3,168 / 1/50秒 / F2 / -0.3EV / ISO100 / WB:太陽光 EOS 50D / SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1 / 約2.7MB / 3,168×4,752 / 1/60秒 / F2 / +0.7EV / ISO100 / WB:太陽光

EOS 50D / SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1 / 約4.5MB / 4,752×3,168 / 1/500秒 / F2.2 / +0.3EV / ISO100 / WB:曇り







吉住志穂
(よしずみ しほ)1979年東京生まれ。日本写真芸術専門学校卒業後、竹内敏信事務所に入社。 2005年4月に独立。自然の「こころ」をテーマに、花や風景の作品を撮り続けている。日本自然科学写真協会(SSP)会員。http://www.geocities.jp/shihoyoshizumi/

2009/7/29 00:00


デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright © 2016 Impress Corporation. All rights reserved.