デジカメドレスアップ主義

キャメルとデニムで夏を待ち受ける

ソニーRX1R II

  • ボディ:ソニーRX1R II
  • フード:Fotodiox Pro Hood for the Sony Cyber-Shot RX1
  • ケース:ユリシーズ RX1R2 ボディスーツ(ブラウン)
  • ストラップ:アライヤン デニムストラップ(ユーズド濃色)

ソニーのRX1R IIは、35mmフルサイズセンサーにツァイスレンズ搭載という贅沢なデジタルカメラだ。高価なカメラだけにどれだけ数が出ているのか気になるところだが、対応カメラケースは選択肢が豊富だ。先日「「R」のオレンジつながりドレスアップ」で紹介したゲリズに次ぎ、ユリシーズからも対応ケースが登場した。今回はこの新作ケースを軸にドレスアップしてみよう。

ユリシーズのボディスーツというと、チョコレート色のダメージ加工レザーがフラッグシップカラーだ。一方、今回のRX1R2ボディスーツは、チョコレート、ブラック、ネイビー、ブラウンと、全4色展開でカラバリが豊富である。ここで取り上げるのブラウンで、どちらかと言えばキャメルに近い明るい色合いだ。使い込むうちに深い色合いに落ち着いてくると思われるが、使い始めは明るいカラーを楽しめる。これから夏に向けてうってつけのカラーだ。

ユリシーズは機能性重視のケース作りが基本だ。RX1R2ボディスーツも細部にわたって使い勝手を重視した設計が成されている。グリップは思いのほか背が高く、しっかりと握り込める。意匠としてのグリップではなく、あくまでもカメラをホールドするためのグリップだ。

ユリシーズのRX1R2ボディスーツは税込1万8,360円だ。イタリアンレザーのプエブロを使っている
前面のAFモードダイヤルの周囲は大きめに穴を開け、ダイヤル操作しやすいように配慮している

背面はオープンで、液晶モニターのチルトが可能。そしてここにもこだわりポイントが潜んでいる。この液晶モニターは下向きにチルトできるのだが、ケース下部に溝を設け、スムーズに下向きチルトできる設計になっている。極めつけは底部のレンズサポーターだ。ケースを装着すると全高が高くなり、そのままでは机上に置いた際にカメラがお辞儀してしまう。これを防止するため、本製品は底部にせり出しを作り、机上でカメラが真っ直ぐ座るように工夫している。

ケースの底部に溝を設け、干渉せずに下向きのチルトが可能だ。また、液晶モニター底部に指がかかりやすいように、ケース底部がえぐってある
フリップカバーを設け、バッテリーとメモリカードにイージーアクセスできる。バッテリー交換でケースを外す必要がない
NFCの通信を妨げないように、側面に穴が空いている。グリップは背が高く、がっちりとホールドできる
レンズサポーターでカメラのお辞儀を防ぐ。コンパクト機として大柄な機種なので、こういう配慮がありがたい

カメラケースの明るいキャメルに合わせ、アライヤンのデニムストラップを選んでみた。ユーズド加工した褪せたインディゴブルーが魅力のストラップだ。見た目だけでなくくったりとした柔らかい肌触りで、これなら夏場でも気軽に持ち出せそうだ。取り付け部分もデニム地になっており、細めの作りでRX1R IIの小さな三角リングにも無理なく取り付けできる。赤いタグ付きのレザーパッチがジーンズっぽい雰囲気を醸し、重厚な印象になりがちなデジタルカメラをカジュアルに携行できるだろう。

アライヤンのデニムストラップは税込3,672円。デニムを使ったファッション、インテリア、ステーショナリーなどを得意とするブランドだ
ユーズド加工で使い込んだ風合いを醸し出す。レザーパッチがよいアクセントになっている

レンズフードはFotodiox製だ。Fotodioxはアメリカのメーカーで、様々なカメラアクセサリーを製造販売している。現在のところ日本の販売代理店はないようで、ここで取り上げるものは筆者がオフィシャルサイトから海外通販で購入したものだ。本製品は金属製のスリットフードで、RX1シリーズ専用になっている。取り付けはバヨネット式で、RX1シリーズのレンズ先端にワンアクションで装着可能だ。レンズにフィルターを付けた状態でも装着でき、実用面に考慮した設計になっている。

以下の実写サンプルはこのフードを付けた状態で撮影した。近接から無限遠までケラレなしで撮れることがわかるだろう。

FotodioxのPro Hood for the Sony Cyber-Shot RX1は69.95ドル。送料込みで82.9ドルだった
バヨネット式でRX1シリーズにスピーディーに装着できる。金属製で作りはかなり良い

RX1R II / 1/160秒 / F4 / +0.7EV / ISO100 / WB:オート
RX1R II / 1/160秒 / F2.8 / +0.7EV / ISO100 / WB:オート
RX1R II / 1/800秒 / F2 / +0.7EV / ISO100 / WB:オート
RX1R II / 1/1600秒 / F2 / +0.7EV / ISO100 / WB:オート

澤村徹

(さわむらてつ)1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。ライター、写真家。デジカメドレスアップ、オールドレンズ撮影など、こだわり派向けのカメラホビーを提唱する。2008年より写真家活動を開始し、デジタル赤外線撮影による作品を発表。玄光社「オールドレンズ・ライフ」シリーズをはじめ、オールドレンズ関連書籍を多数執筆。http://metalmickey.jp