デジカメドレスアップ主義

「R」のオレンジつながりドレスアップ

ソニー RX1R II

  • ボディ:ソニー RX1R II
  • ケース:ゲリズ SONY RX1RII用本革カメラケース(レッド)
  • ストラップ:鳥井工房 アキャブストラップ(パターンオーダー品)
  • フード:ユーエヌ ドームフード49mm ブラック キャップ付き

カメラのドレスアップは得てしてシックなスタイルに傾倒することが多い。カメラ自体が黒いとなおのことだ。ただ、カメラが総じて真っ黒かというと、思いの外色々なところに強い色が使われている。ファッションで言うところの差し色的な色使いだ。今回は、こうしたカメラボディの色使いとシンクロさせながらドレスアップを楽しんでみよう。

ボディとして選んだのはソニー RX1R IIだ。このカメラはいわゆる黒ボディだが、レンズの付け根とロゴの「R」が鮮やかなオレンジである。このオレンジと暖色つながりということで、ゲリズの赤いレザーケースを着せてみた。くすみのない鮮やかな赤が、ボディ側のオレンジとうまくシンクロしてくれる。黒と赤はどぎつい組み合わせだが、オレンジが両者の間をうまく取り持った印象だ。

ゲリズのRX1RII用本革カメラケースは、スマイルカメラにて税込2万6,730円だ
フォーカスモードダイヤルの部分は、操作しやすいようにえぐりを設けたデザインだ
背面はオープンタイプで、液晶チルトやボタン操作を妨げない仕様だ
底面は同社十八番の金属プレートだ。バッテリーにイージーアクセスできる
カラバリは全4色。レッド、ブラック、ブラウン、キャメルをラインアップする

ストラップは鳥井工房製のものを選んだ。ブラウンのアキャブレザーを用いており、暖色系で赤のレザーケースともバランスよく収まってくれる。このストラップはパターンオーダーで製作したものだ。太さ、長さ、使用するレザーなど、主要なポイントについてきめ細かい指定が可能だ。写真のストラップは幅20mmとやや太めで製作しており、自分なりのこだわりスタイルでオーダーできる。

アキャブストラップは参考価格2万6,800円。パターンオーダーストラップは1万9,800円~になるという

また、アキャブレザーは元々傷が付いているため、この傷の部分で折り癖が付く懸念がある。その点を考慮し、アキャブと裏革の間に薄くすいたプエブロというレザーを挟み込んで耐久性を保たせたという。見た目こそシンプルだが、実は相当手間のかかったストラップなのだ。同社のハンドメイドケースをオーダーした際、同種のレザーでこだわり抜いたストラップを注文してみてはどうだろう。

幅20mmと太めの仕様で、両端に向かって先細るデザインになっている
ゲリズのケースと組み合わせると、当て革が若干干渉した。使用上の問題はないが、ケースとの干渉が気になる場合は当て革なしでオーダーしよう

レンズ先端に付いているのはユーエヌ製のドーム型フードだ。本来はソニーEマウントのE16mm F2.8向けの製品だが、49mm径のネジ切りがあり、RX1R IIにもそのまま装着できる。今回、このフードを装着した状態で作例撮影を行ったが、ケラレが気になるような場面はなかった。ハレ切りはもちろん、レンズガードとしても重宝する製品だ。

ユーエヌのドーム型フードはメーカー想定売価3,790円(税別)だ。レンズのネジ切りに直接装着できる
付属のキャップを取り付けたところ。大げさにならないスマートなレンズフードだ



RX1R II / 7,952×5,304 / 1/2,000秒 / F2.8 / ±0EV / ISO100 / WB:オート
RX1R II / 7,952×5,304 / 1/320秒 / F2 / -1.3EV / ISO100 / WB:オート
RX1R II / 7,952×5,304 / 1/160秒 / F5.6 / -1.3EV / ISO100 / WB:オート
RX1R II / 7,952×5,304 / 1/1,000秒 / F4 / -1.3EV / ISO100 / WB:オート
RX1R II / 7,952×5,304 / 1/640秒 / F2.8 / ±0EV / ISO100 / WB:オート
RX1R II / 7,952×5,304 / 1/2,000秒 / F2 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート