デジタルカメラマガジン

デジタルカメラマガジン2015年11月号の「デジカメNEWS調査隊」まとめ

デジタルカメラマガジン2015年11月号の「デジカメNEWS調査隊」(154〜158ページ)で紹介されているトピックについて、デジカメWatchの関連ニュース記事をまとめました。

銘玉は開けても絞っても楽しい。TOMINON 55mm F1.2復刻モデル

木下光学研究所は、富岡光学が1970年代に発売した「TOMINON 55mm F1.2」を現代技術を用いて復刻した「KISTAR 55mm F1.2」を発売した。オリジナルはM42マウントだったが、KISTAR 55mm F1.2はヤシカコンタックスマウントを採用している。価格は134,000円前後。木下光学の創業者である木下三郎氏が光学設計を担当したレンズの復刻モデルだけあって、単純に光学・機構面をなぞるだけでなく、開発思想も含めた当時の描写の再現をこそ主眼にしたという。レンズも当時と同じラップ研磨を採用。ヘリコイドの作動感もピッチ仕上げにより再現している。

ヤシカコンタックス互換の新レンズ「Kistar 55mm F1.2」
富岡光学“Tominon 55mm F1.2を復刻”

フルサイズ対応の標準ズームが登場。デジタル対応FAレンズの開発が進む

リコーイメージングは、Kマウントの標準ズームレンズ「HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR」を発売した。35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ(現在開発中)に対応した大口径標準ズームで、新型の超音波モーター(SDM)を搭載することで高速かつ静粛なAF駆動が可能。

ペンタックス大口径標準ズーム「D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR」
開発中のフルサイズ一眼レフに対応

水中写真をより美しく撮れる、防水タフネスコンパクトカメラ新モデル

リコーイメージングは、アウトドア向けのコンパクトカメラ「WG-40」とWi-Fi対応モデル「WG-40W」を発売する。従来機との差異はホワイトバランスの最適化、マーメードモード専用のフラッシュ撮影モードの追加など。14m防水、耐落下衝撃1.6mの性能を備える。

防水・耐衝撃性能を高めたコンパクト機「RICOH WG-40W」
Wi-Fiリモート撮影に対応

マップカメラは中古製品1年保証。スマートフォンサイトもリニューアル

シュッピン株式会社は、同社が運営するカメラ専門店「Map Camera」で取り扱う中古商品の保証期間を従来の6カ月から1年に延長することを発表。対象は7月11日以降に店頭あるいはWebサイトにて購入した2万円(税込)以上の中古カメラボディ、交換レンズ、アクセサリーなどとなる。

自然故障の場合に限るが、販売価格(税込)の3%の掛金で加入できる「安心サービス」を併用すれば、落下や水濡れなどによる故障に対しても1年間の補償が受けられる。また、同社スマートフォンサイトもリニューアルされ、PCサイトと同じ使い勝手での製品購入が可能となっている。

マップカメラの中古保証が1年に延長
従来は6カ月

スマートフォンの補助光になる、超コンパクトなLEDライト

LPLはスマートフォンなど携帯端末用の小型LEDライト「VL-210M」を発売する。バッテリーを内蔵しているため、ホスト機器の電力を消費することなく使用できる。機器への取り付けはカメラシューまたはヘッドホン端子用の3.5mmアダプターを用いる。充電は付属のUSBアダプターで行う。

LPL、ホットシューやイヤホンジャックに付くLEDライト
ポケットサイズでUSB充電に対応 スマホでの自撮りにも

マンフロットから街で使いたいストリートコレクションが登場

マンフロットのカメラバッグに新シリーズ「ストリートコレクション」が加わった。カーキのナイロンを基調にデニムをあしらい、インナーは迷彩柄、ジッパーはオレンジというデザインでアーバンスタイルが意識されている。

カジュアルテイストを取り入れた「マンフロット ストリートコレクション」カメラバッグ
バックパック、メッセンジャー、ショルダー、ホルスターの4タイプ

マンフロットのトラベルバックパックに新カラーが追加

マンフロットのアドバンスコレクション トラベルバックパックに従来のブラックに加えて、ネイビー、ブラウン、グレーの新カラーが加わった。伸縮収納部を持ち、同社のbefree三脚を収納できるのが特徴だ。

マンフロット、小型三脚が収納できるバックパック
ミラーレス向けのショルダーバッグも

耐久性を重視したGW-PROシリーズにショルダーバッグとバックパックの新モデル

ハクバは、GW-PROの新モデルとして「GW-PRO SHOULDER BAG M G2」と「同 BACKPACK M G2」を発売した。GW-PROの耐久性を継承しつつ機動性・速写性を重視しており、望遠レンズを付けた状態の一眼レフカメラが収納可能。今回はSHOULDER BAG M G2を紹介する。

ハクバ「GW-PRO G2」カメラバッグの中型タイプ
バックパックとショルダーに追加モデル

フラップとショルダーパッドに本革を採用。スタイリッシュなショルダーカメラバッグ

銀一は、シンクタンクフォトのカメラバッグ「レトロスペクティブレザー5」「同7」「同30」を発売した。デザインはパインストーンを基調とし、フラップとショルダーパッドに本革の茶をあしらった落ち着いた風合い。バッグ前面にはバックルを装備しセキュリティ性を高めている。

本革を使ったブラウンカラーのカメラバッグ
ベースは「レトロスペクティブ」 ダコタレザーを採用

フォトグラファーズセッションに先立ち、フォトレビューとトークイベントを開催

来年開催の第5回キヤノンフォトグラファーズセッションに先立ち、講師を担当するハービー・山口氏と瀬戸正人氏によるフォトレビューとトークイベントが10月3日に開催された。総勢18名、4時間に及ぶフォトレビューとその後のトークイベントは、セッションの盛り上がりを予感させる内容だった。

ハービー・山口さんと瀬戸正人さんのトークイベントが開催
著名な2人によるポートフォリオレビューも

専用トランクケースに純正グッズが満載。GRファン垂涎の1,200台限定セット

リコーイメージングは、同社のハイエンドコンパクトカメラ「GRシリーズ」の誕生10年を記念したプレミアムキットを限定1,200セット発売する。専用のアルミトランクケースにGR Ⅱ本体、各種純正アクセサリー、特別仕様の記念ピンバッジとリングキャップを同梱している。

アルミトランク入りの限定「GR II Premium Kit」
GR DIGITAL誕生10周年記念 ワイコンなどアクセサリーも

ベルボンのハイエンドカーボン三脚に石突を交換できる後継モデル

ベルボンはハイエンド向け三脚「Geo Carmagne M」シリーズを刷新。新たに「Geo Carmagne M II」として発売した。カーボンパイプとマグネシウムボディによる軽量・高剛性はそのままに、シーンに応じてゴム、スパイク、可変石突に交換できる。

ベルボン、カーボン三脚の最上位モデルをリニューアル
石突が交換式に 可変石突やスパイク石突を用意

キヤノンのさまざまな製品が対象となるAll Canonプラチナ・キャンペーン

キヤノンは各製品を購入し応募することで、抽選で300名に豪華プレゼントが当選するキャンペーンを開始した。EOSシリーズ、EFレンズ、PowerShotシリーズ、IXYシリーズ、PIXUSシリーズなどの購入金額が税込4,000円以上の製品が対象だ。目玉プレゼントは国内有数の絶景地のホテルペア宿泊券。また、各製品ごとのキャッシュバックやプレゼントキャンペーンも行われるので、キヤノン製品の購入を検討しているなら絶対に見逃せないキャンペーンとなる。対象製品や応募の詳細は下記URLを参照してほしい。(キャンペーン期間:2015年10月10日〜2016年1月12日)

「All Canon プラチナ・キャンペーン」に新機種が追加
EOS M10、PowerShot G5 X/G9 Xが加わる

創立100周年を記念して品川にニコンミュージアムがオープン

ニコンは創立100周年を記念して、同社の事業の歴史、製品、技術を一堂に展示した施設「ニコンミュージアム」をオープン。展示スペースは約580平米。ニコンカメラの初号機「ニコンI型」から最新機まで約450点の歴代カメラや、顕微鏡、測定機、縮小投影型露光装置「NSR-1505G2A」など貴重な製品も展示される。館内ショップでは、お馴染みニコンようかんをはじめとするさまざまなアイテムも用意される。

カメラ450台を展示する「ニコンミュージアム」、17日にオープン
ニコン100周年の交響組曲が聞ける動画や“ニコンようかん”の販売も

OM-D E-M1とE-M5 Mark IIに新ファームウェアが配布予定

OLYMPUS OM-D E-M1

オリンパスは、OM-D E-M1とOM-D E-M5 Mark IIの機能拡張ファームウェアを11月下旬に公開する。今回のアップデートではフォーカスブラケットなど最新モデルのOM-D E-M10 Mark IIに搭載された機能の一部を追加するもの。合わせてE-M1には「深度合成」、E-M5 Mark IIには動画撮影時にピクチャーモード「Flat」の追加もおこなう。同時期にOLYMPUS Captureと一部レンズのファームウェアもアップデートされる予定だ。(公開予定日:2015年11月下旬)

オリンパス、「E-M1」と「E-M5 Mark II」の機能拡張ファームウェアを11月下旬に公開
深度合成モードやフォーカスブラケット機能を追加

販売一時休止中のOM-D E-M10 Mark II 販売再開時期と購入者への無償修理を決定

カメラにプラスチックマウントの交換レンズを取り付けた際に、ロックが外れやすいものがあったため販売を一時休止していたOM-D E-M10 Mark IIだが、11月中の販売再開を発表した。レンズロック部のバラツキによりレンズがしっかり固定できないことが原因だったため、部品の加工方法の見直したとのこと。すでに購入されたE-M10 Mark IIに対しては、10月下旬から無償での修理を予定している。

オリンパス、「OM-D E-M10 Mark II」を11月中に販売再開
販売済み製品は10月下旬から無償修理

GRの10周年記念イベントがラフォーレミュージアム原宿にて開催

リコーイメージングから発売されたハイエンドコンパクトデジタルカメラGRシリーズが今年で誕生から10周年を迎える。この節目に、ラフォーレミュージアム原宿にてイベントが開催される。会場では、写真家によるトークショーやワークショップが開催されるほか、オリジナルグッズの販売や、10周年限定ファームウェアの配布なども行われる。(イベント開催日:2015年10月24日)

GR DIGITAL 10周年記念イベントが開催
グッズ販売、歴代製品展示、写真家トークショーなど

シグマ dp2 Quattroのdp3 QuattroにAF精度を向上させる新ファームウェア

シグマはdp2 Quattroおよびdp3 Quattro用ファームウェアの新バージョンを発表。ダウンロードサービスを開始した。本バージョンでは、AF合焦精度を向上させるとともに、A F補助光発光時の不具合を修正している。また、dp3ではMF時のフォーカスリング制御を改善して、ピントを調整しやすくしたとのこと。ファームウェアのアップデート後はRAW現像ソフトSIGMA PhotoProもVer.6.3.0に更新する必要がある。

SIGMA dp2/dp3 QuattroのAF精度が向上
新ファームウェアで

(デジカメWatch編集部)