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シグマ、所有レンズを異なるマウントにする「マウント交換サービス」

 シグマは、同社Art/Contemporary/Sportsラインの購入製品に対し、異なるマウント用に部品交換を行なう「マウント交換サービス」の提供を9月2日に開始する。納期は約10営業日。販売店での受け付けは行なわず、同社カスタマーサポート部でのみ受け付ける。

対応レンズのひとつ、「18-35mm F1.8 DC HSM」

 8月現在の費用は、ミラーレス用DNレンズ(19mm F2.8 DN、30mm F2.8 DN、60mm F2.8 DN)が8,000円、一眼レフ用のArtおよびContemporaryライン(35mm F1.4 DG HSM、30mm F1.4 DC HSM、17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM、17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM、18-35mm F1.8 DC HSM)が1万5,000円、Sportsライン(120-300mm F2.8 DG OS HSM)が2万5,000円。

 マウント部品および内部基幹システムの一部を異なるマウント用に交換・調整するというサービス。マウントを交換しても機能に制約はなく、通常製品同様の性能と検査基準で完成されるとしている。

 交換するマウントは、実際に同社が製品として発売したマウントに限る。また、元に戻す際は、新たに希望マウントに交換する形になる。不要となった部品は回収される。マウントシステムの交換は複数回可能。

 同社では、「将来、新たなカメラボディをお求めになる場合にも、それに合わせてお気に入りのレンズを『お直し』することができ、現状のカメラシステムの制約を受けることなく末永くお使いいいただけるようになります」としている。

(本誌:鈴木誠)