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シグマ、フルサイズ対応の標準ズーム「24-105mm F4 DG OS HSM」

 シグマは16日、交換レンズ「SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM」を発表した。発売日と価格は未定。キヤノン用、シグマ用、ソニー用、ニコン用を用意する。

 35mmフルサイズのイメージサークルをカバーする標準ズームレンズ。同社が“作品作りに向けたレンズのプロダクトライン”とする「Artライン」に位置づける。35mmフルサイズ対応のArtラインとしては、「35mm F1.4 DG HSM」に続く2本目。手ブレ補正機構「OS」を搭載する(ソニー用は除く)。

 FLDガラス、SLDガラス、両面非球面レンズを含むグラスモールド非球面レンズなどを採用し諸収差の低減を図った。また望遠側の軸上色収差も効果的に補正したという。さらに同等仕様のレンズで目立ちやすいという周辺光量の低下にも配慮したとする。フレアやゴーストを低減するスーパーマルチレイヤーコートも施した。

 ズームリングをフロント側に配置することで、鏡筒のスリム化を実現した。ズームリングは幅を広くし操作性を高めた。

 別売の「SIGMA USB DOCK」を使用することでレンズのファームウェアアップデートやピント位置の調整が可能。

 また9月から提供しているマウント交換サービスにも対応する。

 レンズ構成は14群19枚。フィルター枠は82mm。最短撮影距離は45cm。最大撮影倍率は1:4.6。絞り羽根は9枚(円形絞り)。

 最大径×全長は88.6㎜×109.4mm、重量は約885g。(数値はシグマ用)

 花形フードが付属する。

(本誌:武石修)