タムロン、手ブレ補正搭載の大口径標準ズーム「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD」を開発発表

〜CP+2012に参考出品

 タムロンは6日、交換レンズ「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD(Model A007)」を開発発表した。発売日・価格ともに未定。対応マウントはキヤノン用、ソニー用(手ブレ補正なし、SP 24-70mm F/2.8 Di USD)、ニコン用。2月9日からパシフィコ横浜で開幕するフォトイベント「CP+2012」に参考出品する。

SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD

 35mm判フルサイズ対応の大口径標準ズームレンズとして世界初という手ブレ補正機構を搭載。フォーカス駆動は円環型の超音波モーター「USD」(Ultrasonic Silent Drive)。フルタイムMFに対応する。簡易防滴構造も採用。

 レンズ構成は12群17枚。特殊硝材LD(異常低分散)レンズ3枚、ガラスモールド非球面レンズ3枚、複合非球面レンズ1枚、XR(高屈折率)レンズ2枚を使用。9枚羽根の円形絞りを採用した。

 最短撮影距離は0.38m。最大撮影倍率は1:5。フィルター径は82mm。サイズは88.2×108.5mm(最大径×マウント面からの全長)。重量は825g。花形フードが付属する。




(本誌:鈴木誠)

2012/2/6 17:42