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キヤノン、銀座・名古屋・梅田で“歴史的EFレンズ”10本を実機展示
Reported by 本誌:鈴木誠(2014/6/5 16:18)
キヤノンは、銀座・梅田・名古屋のキヤノンギャラリーで行なう特別企画展「60種のレンズで彩る『私のEFレンズの世界』」との同時開催で、歴史的なEFレンズの実機展示を実施する。会場はキヤノンギャラリー銀座(6月19日〜6月25日)、キヤノンギャラリー梅田(7月3日〜7月9日)、キヤノンギャラリー名古屋(8月7日〜8月27日、8月9日〜8月17日は夏期休館)。
キヤノンフォトサークル創立60周年とEFレンズ累計生産1億本を記念した企画展の関連イベント。トークイベント「写真家が語るEFレンズの魅力」、ワークショップ「EOSの交換レンズとレンズアクセサリーを体験してみよう!」と同時開催する。
世界初などの機能を搭載した歴史的なEFレンズを展示する趣旨で、一眼レフカメラ用交換レンズとして初めて超音波モーターを採用した「EF 300mm F2.8L USM」(1987年11月)、AF一眼レフカメラ用交換レンズとして世界最長の焦点距離と最大の口径を誇った「EF 1200mm F5.6L USM」(1993年7月)など10本を展示する。一部は実際にファインダーを覗ける見込み。
機種名 | 主な特徴(引用) | 発売開始 |
---|---|---|
EF300mm F2.8L USM | 世界初(※1、一眼レフカメラ用交換レンズとして)超音波モーター(USM)搭載 | 1987年11月 |
EF50mm F1.0L USM | 世界一(※2、35mm一眼レフカメラ用交換レンズとして)明るいF1.0を実現 | 1989年9月 |
EF35-350mm F3.5-5.6L USM | 世界初(※1)10倍ズーム | 1993年1月 |
EF1200mm F5.6L USM | 世界最長(AF一眼レフカメラ用交換レンズとして)の焦点距離と最大の口径 | 1993年7月 |
EF75-300mm F4-5.6 IS USM | 世界初(※2)手ブレ補正機構(IS)搭載 | 1995年9月 |
EF400mm F4 DO IS USM | 世界初(※2)積層型回折光学素子(DO)レンズ搭載 | 2001年12月 |
EF24mm F1.4L II USM | 世界初(撮影用レンズとして)SWC(特殊コーティング:Subwavelength Structure Coating」)採用 | 2008年12月 |
EF100mm F2.8L マクロ IS USM | 世界初(※1)シフトブレ補正が可能なハイブリッドIS採用 | 2009年10月 |
EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM | 世界初(※1)全周180度から対角線180度までの画角をカバー | 2011年7月 |
EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4x | 世界初(※1)のエクステンダー内蔵超望遠ズームレンズ | 2013年5月 |
なお、銀座会場には生産1億本目のEFレンズ「EF 200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4x」も展示するという。