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EIZOの24.1型カラーマネジメントモニターにSDI対応モデル
2025年9月2日 17:10
EIZO株式会社は、SDI入出力端子を搭載したカラーマネジメント対応モニター「ColorEdge CG2400SV」を10月28日(火)に発売する。直販価格は32万2,300円。
「ColorEdge CG2400S」の派生モデル。放送・映像制作の現場で使用されることを想定し、3G-SDI Level AおよびHD-SDI対応のSDI入出力を搭載した。SDI信号は業務用の映像・音声伝送規格で、ロック付きのBNCコネクタがケーブル脱落を防ぎ、同軸ケーブル1本というシンプルさを特徴としている。
EIZO製品の場合、SDI信号入出力端子を備えた映像制作用モニターは30.5型DCI-4K対応の「ColorEdge PROMINENCE CG1」(直販価格350万6,800円)のみだった。そこに24.1型フルHD解像度の「ColorEdge CG2400SV」が加わることで、ユーザーの選択肢を広げるのが狙い。
他のベースモデルとの違いは、音声モニター用にヘッドホン端子も新たに備えたこと。また運搬時の利便性に配慮し、背面にハンドルを装備した。
その他の仕様はベースモデルと共通。推奨解像度1,920×1,200のIPSパネルを採用し、色域はAdobe RGBカバー率99%、DCI-P3カバー率98%。本体にキャリブレーションセンサーを内蔵する。
- 画面サイズ:24.1型
- 推奨解像度:1,920×1,200
- 表示色:約10.7億色(10-bit対応)
- 色域:Adobe RGBカバー率99%、DCI-P3カバー率98%
- 視野角:178°/178°
- 輝度:400cd/m2
- コントラスト比:1,800:1
- 応答速度:11ms
- 入力端子:DisplayPort(HDCP 2.3)、HDMI(Deep Color、HDCP 2.3)、BNC (3G/HD-SDI)
- 出力端子:BNC(3G/HD-SDI、スルー出力)、ヘッドホン
- USB:USB Type-B×2(5Gbps、アップストリーム)、USB Type-A×2(5Gbpsダウンストリーム)、USB Type-A×2(2.0)
- 外観寸法:554.4×408.1〜563.1×245mm
- 質量:約8.5kg