ニュース

キヤノン、第三世代DO採用「EF 400mm F4 DO IS II USM」

逆光フレアを低減

 キヤノンは、一眼レフカメラ用の超望遠レンズ「EF 400mm F4 DO IS II USM」を11月下旬に発売する。価格は税別89万9,000円。

 35mmフルサイズセンサーに対応する単焦点レンズ。従来モデル「EF 400mm F4 DO IS USM」(2001年発売)の後継となる。新たに第三世代の「DO」を搭載して光学性能を向上させた。逆光フレアについて大幅に抑制したとする。

 DOとは「積層型回折光学素子」のことで、光の回折現象を利用してレンズの役割を持たせる光学素子。DOレンズを利用すると各収差を補正できることから、同社では積層型にしてカメラ用レンズに採用している。

 重量は2,100gで、「EF 400mm F2.8 L IS II USM」の約半分とする。「手持ち撮影を可能とする小形軽量設計」(同社)。防塵防滴仕様。

 シャッター速度換算4段分の効果を持つ手ブレ補正機構を搭載する。またパワーフォーカス機能も備える。

(本誌:武石修)