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シグマ、中望遠75mm相当F2.8レンズ搭載の「DP3 Merrill」

〜顔認識AFを新搭載。モノクロのRAW+JPEG保存に対応

 シグマは、レンズ一体型デジタルカメラ「SIGMA DP3 Merrill」を2月に発売する。価格はオープンプライス。

 ジェネレーションネーム「Merrill」のセンサーを採用した「DP」シリーズの第3弾。

 45mm相当F2.8レンズの「DP2 Merrill」、28mm相当F2.8レンズの「DP1 Merrill」に続き、DP3 Merrillでは75mm相当でF2.8(実焦点距離50mm)の単焦点レンズを搭載した。最大撮影倍率は1:3で、本格的なマクロ撮影も可能だとする。

 同社では、広角域をDP1 Merrill、標準域をDP2 Merrill、中望遠域およびマクロをDP3 Merrillで撮影するという使い分けも提案している。

 レンズ部を除く外観はDP1/DP2 Merrillとほぼ同様。レンズ鏡胴はDP1/DP2 Merrillよりもやや長くなっている。

 レンズは専用設計で、光屈折率SLDガラス1枚、グラスモールド非球面レンズ1枚を採用。テレセントリック性も考慮し、被写体の情報を画面の隅までセンサーに伝えるという。構成は8群10枚。最短撮影距離は22.6cm。絞り羽根は7枚。フレアやゴーストの発生を軽減するスーパーマルチレイヤーコートも施した。

 レンズ以外の主な仕様はDP1/DP2 Merrillとほぼ同等だが、新たに人物の顔を検出した際に優先的にピント合わせを行なう「顔優先AFモード」と「モノクロームモード」を搭載した。

 モノクロームモードは、RAWとJPEGのモノクロデータを同時記録できるモード。従来のモノクロモードではJPEGのみの記録だった。なお、モノクロームモードで記録したRAWデータは、現像ソフト「SIGMA Photo Pro」でモノクロデータとして展開されるが、カラーに戻すことも可能。

 撮像素子は、APS-Cサイズ相当(23.5×15.7mm)の有効4,600万画素(4,800×3,200×3層)Foveon X3ダイレクトイメージセンサー。原理的に偽色が発生しないためローパスフィルターが不要で、より高精細な撮影が可能とされている。画像処理エンジンもDP1/DP2 Merrillと同じデュアルTRUE II。感度はISO100〜ISO6400。

 Highモード画質のRAWでは最大4コマ/秒(7コマまで)の連写が可能となっている。

 メニュー項目を素早く設定できるクイックセットメニューも継承している。液晶モニターは約92万ドットの3型TFT。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。電源はリチウムイオン充電池「BP-41」(単品2,100円)。撮影可能枚数は約97枚。

 サイズは121.5×66.7×80.6mm、本体のみの重量は400g。

 オプションとしてバヨネットレンズフード「LH3-01」(2,100円)を用意する。LH3-01には62mm径のフィルターを装着することもできる。なお、DP3 Merrillのレンズには直接52mm径のフィルターが装着可能となっている。

【2013年1月8日】記事初出時、LH3-01に装着できるフィルター径を「52mm」と記載しておりましたが、正しくは「62mm」です。

(本誌:武石修)