キヤノン、「EOS 5D Mark III」を特別体験会で披露


 キヤノンは、9日から開催する特別体験会「EOS 5D Mark III SPECIAL EXPERIENCE」に先立ち、8日にプレス関係者に向けた体験会を実施した。9日からの特別体験会もほぼ同じ内容で行なわれる。

24-105mm F4 L IS USMを装着したEOS 5D Mark III

 3月下旬発売のデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」と新レンズをいち早く体験できるイベント。9日の東京を皮切りに、大阪、札幌、名古屋、福岡で順次開催する。入場は無料。

開催地月日時間会場
東京3月9日12時~20時キヤノンSタワー3階
3月10日10時~20時
大阪3月17日12時~18時30分梅田スカイビルタワーウエスト3階
3月18日10時~18時
札幌3月17日10時~18時キヤノンマーケティングジャパン札幌支店
名古屋3月20日12時~18時名古屋国際センター
福岡3月20日10時~18時キヤノンマーケティングジャパン福岡支店

 会場はEOS 5D Mark IIIのタッチアンドトライを中心とした構成。20台以上のEOS 5D Mark IIIを用意し、好みのレンズを装着して撮影を試せる。ハンズオンコーナーには、技術的な質問にも対応できる説明員がおりショールームよりも詳しい話が聞けるという。

キヤノンSタワーの入り口
会場は高感度撮影を試せるように暗くしてある

 本数は少ないながら、新発表のレンズ「EF 24-70mm F2.8 L II USM」(4月発売)、「EF 24mm F2.8 IS USM」(6月発売)、「EF 28mm F2.8 IS USM」(6月発売)も実機を用意している。なお、会場で撮影したデータの持ち帰りはできない。

EF 24-70mm F2.8 L II USMを装着したところ
広角端時望遠端時
EF 24mm F2.8 IS USMの装着例
EF 28mm F2.8 IS USM
新型ストロボ600EX-RTや電波通信対応多灯ストロボ制御ユニットST-E3-RTなども試せる
撮影体験コーナーは踊るバレリーナを被写体に撮影できる
同コーナーにはEOS-1D Xも5台あり撮影を試せるいずれの実機も撮影データの持ち帰りはできない
高感度撮影を試せるデジタルシネマカメラEOS C300も実機を展示
超望遠レンズ「EF 400mm F2.8 L IS II USM」、「EF 500mm F4 L IS II USM」、「EF 600mm F4 L IS II USM」の体験コーナーもあるEF 600mm F4 L IS II USM
遠くのモデルを撮影できた超望遠レンズのカットモデルも展示。EF 400mm F2.8 L IS II USM
EF 500mm F4 L IS II USMEF 600mm F4 L IS II USM

 会場では写真家などによるセミナーも開催する(札幌会場以外)。スケジュールはWebサイトを参照されたい。

セミナーでは新機能「デジタルレンズオプティマイザ」(DLO)の解説も行なっていたDLOは画像を劣化させる光学的な要素を画像処理で補償するDigital Photo Professionalの機能
セミナーを行なった合地清晃氏によれは、DLO適用前にシャープネスを0にしておくのがポイントだという。シャープネスの設定はDLOを適用した後に行なう
会場ではDLOのデモも見ることができる
DLOの対応レンズ。レンズデータは各自でダウンロードする
プロ向けインクジェットプリンターPIXUS PRO-1のプリントデモコーナーもある。出力サンプルも数多く展示していたPIXUS PRO-1
会場には写真家によるEOS 5D Mark IIIの作品を展示“プロのサブ機”、というニーズも想定しているという「PowerShot G1 X」のハンズオンコーナーもある
会場入口にはEFレンズを一堂に集めた展示も来場者には記念品として「EOS 5D Mark III SPECIAL BOX」(野町和嘉氏撮影によるプリント、カタログ類)とEOSおよびEFレンズのシールを配布する




(本誌:武石修)

2012/3/8 20:26