富士フイルム、裸眼立体視が可能な3Dデジタルフォトフレーム「FinePix REAL 3D V3」

〜HDMI入力を装備

 富士フイルムは、3D表示対応のデジタルフォトフレーム「FinePix REAL 3D V3」を11月12日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は5万円前後の見込み。

FinePix REAL 3D V3

 2009年8月発売の「FinePix REAL 3D V1」に続く、3D表示対応のデジタルフォトフレーム。2010年9月にドイツで開かれた「IFA 2011」において、富士フイルムが参考出品していた。

 引き続き専用メガネなしでの3D映像が楽しめるほか、パララックスバリア式の3D表示を採用するFinePix REAL 3D V1と異なり、今回はレンチキュラーレンズ方式を採用。明るさを約1.4倍引き上げたという。

 また、3D映像インターフェイスに適合したHDMI入力端子を装備。3D対応AV機器などからの3D映像を表示できる。

 ディスプレイは800×600ピクセルの7.2型(FinePix REAL 3D V1は8型)。2D表示時の視野角は上下140度、左右160度。

 動画再生は、1,280×720ピクセルのMotion JPEG(拡張子avi)に対応。

 本体にSDHC/SDメモリーカードスロットを装備。内蔵メモリーは512MB。

 外形寸法は188.8×153.5×28.2mm。質量は約415g。

 富士フイルムでは、3D映像の記録が可能な3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W3」や、専用メガネなしで3D効果を実現する「FUJIFILM 3Dプリント」といった3D関連サービスを展開している。



(本誌:折本幸治)

2011/11/1 15:16