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往年のレンズに由来するフォクトレンダー「SEPTON 40mm F2 Aspherical」
全長約3cmの準標準レンズ
2026年2月13日 15:11
株式会社コシナは2月13日(金)、フォクトレンダーの銘レンズに由来した交換レンズ「SEPTON 40mm F2 Aspherical」を発表した。ソニーEマウント用を3月、ニコンZマウント用を4月に発売する。希望小売価格はいずれも8万5,000円。
35mmフルサイズセンサーに対応した、マニュアルフォーカスの標準単焦点レンズ。いわゆる「パンケーキタイプ」のレンズで、準広角・準標準レンズとしても扱える40mmの画角により、常用レンズに適しているとする。
製品名の「SEPTON(セプトン)」は、1950年代末から1960年代にかけて発売されたレンズシャッター式一眼レフカメラ「ベッサマチック」および「ウルトラマチック」用に開発された標準レンズに由来する。当時、銘玉として知られた「ウルトロン」の6枚構成にレンズを1枚増補し、光学性能を向上させた経緯を持つ。
本レンズは6枚構成の「オルソメター」タイプをベースに、非球面レンズ1枚を加えた6群7枚構成を採用。これにより、オルソメタータイプのメリットである小型化と低歪曲収差を維持しながら、F2の明るさを実現した。
マウント面からの全長はソニーEマウント用が30mm、ニコンZマウント用が32mm。最短撮影距離は0.3mで、テーブルフォトなどにも活用しやすい。
鏡筒は総金属製。ソニーEマウント用とニコンZマウント用で、フォーカスリングのローレットの形状を変えている。
ドーム型の金属製ねじ込み式フードが付属する。フードの外周には52mm径のネジが切られており、フードの有無にかかわらず52mmフィルターやフロントキャップを使用できる。
両マウントともに電子接点を搭載し、Exif情報の記録に対応する。
ソニーEマウント用は5軸ボディ内手ブレ補正機能を搭載した機種でのシフトブレ補正に対応するほか、フォーカスリング操作によるファインダー拡大表示も可能。
ニコンZマウント用は、ニコンとのライセンス契約の下で開発・製造された。ボディ内手ブレ補正に加え、フォーカスポイントの枠色、ピーキング、拡大ボタンといった表示に対応する。
コシナ製フォクトレンダーにおけるフルサイズ40mmレンズは、「NOKTON」「HELIAR」 「ULTRON」の各シリーズに存在する。今回の「SEPTON」は既存のラインアップにないシリーズになる。
- 対応マウント:ソニーE、ニコンZ
- レンズ構成:6群7枚(非球面レンズ1枚、異常部分分散ガラス含む)
- 焦点距離:40mm
- 口径比:1:2
- 最小絞り:F16
- 絞り羽根:10枚
- 最短撮影距離:0.3m
- 最大撮影倍率:1:5.3
- フィルター径:52mm
- 外形寸法:Φ61.7×30.0mm(ソニーE用)
- 重量:165g(ソニーE用)、
- 付属品:専用ねじ込みフード


