シグマ、TRUE II搭載の「DP1x」を30日に発売
DP1x |
シグマは、APS-Cサイズの「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」を搭載したコンパクトデジタルカメラ「DP1x」の発売日を9月30日に決定した。価格はオープンプライス。店頭予想価格は7万2,800円前後の見込み。
2月の「PMA 2010」および3月の「CP+2010」に展示し、発売時期を未定としていたモデル。デジタル一眼レフカメラ「SD15」および姉妹モデルの「DP2」シリーズと同様に、画像処理エンジン「TRUE II」(Three-layer Responsive Ultimate Engine II)を新たに搭載。処理速度の高速化やAFスピードの高速化を図った。
また、QSボタンの新設、セットアップメニューの変更など、DP2シリーズとUIの統一を図った。
撮像素子はAPS-Cサイズ相当(20.7×13.8mm)、有効1,406万画素(2,652×1,768×3層)の「X3ダイレクトイメージセンサー」(CMOS)を搭載。感度はISO50からISO3200(ISO1600およびISO3200はRAWのみ)。
レンズは35mm判換算の焦点距離28mm相当、開放F4の単焦点レンズ。レンズ構成は5群6枚。撮影可能範囲は30cmから。
動画記録は320×240ピクセル/30fpsのAVI形式。WAVフォーマットでのボイスレコードも可能。
液晶モニターは2.5型約23万ドット。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード、MMC。
電源はリチウムイオン充電池の「BP-31」で、発売済みのDP1およびDP2シリーズと共通。
本体サイズは113.3×59.5×50.3mm。本体のみの重量は250g。
2010/9/17 09:00