ペンタックス、「Optio I-10」など4機種でEye-Fi関連のアップデート


 ペンタックスは27日、コンパクトデジタルカメラ「X90」「Optio W90」「Optio I-10」「Optio H90」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はいずれも1.01。

X90Optio W90
Optio I-10Optio H90

 更新内容はいずれも共通。無線LAN対応メモリーカード「Eye-Fi」を利用する際、電源を切ってもEye-Fi機能設定を保持するようになった。また、Eye-Fiカードが画像を転送する際、バッテリー残量が黄色表示でも転送可能とした。

 なお、Eye-Fi X2(5月20日発売)で送信済みの画像を削除する「エンドレスモード」には非対応。加えて、未使用またはほかの機器で使用したEye-Fiカードを使用する場合は、必ず使用する機種でフォーマットするようにとしている。

 Eye-Fiは、無線LAN対応のワイヤレスチップを搭載するSDタイプのメモリーカード。無線LANネットワーク経由でPCに画像転送を行なえるほか、外部Webサービスへのアップロードにも対応。新たに公衆無線LAN接続やアドホック接続も搭載したEye-Fi X2シリーズが20日に発売済み。新機能のすべてを利用できる最上位モデル「Eye-Fi Pro X2」の実勢価格は1万5,800円前後。



(本誌:鈴木誠)

2010/5/27 11:55