オリンパス、「E-P2」「E-P1」「E-PL1」のAF速度向上ファームウェアを公開


 オリンパスは22日、レンズ交換式デジタルカメラ「E-P2」、「E-P1」、「E-PL1」の最新ファームウェアを公開した。15日に予告していた内容に加え、E-P2におけるアートフィルター使用時の表示不具合の修正などを含んでいる。

E-P2E-P1E-PL1

 更新内容は次の通り(4月15日のファームウェア公開予告時に発表済みの内容も含む)。

E-P2ファームウェアVer1.1

  • AF速度の向上
  • 交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」に対応。ファームウェアをバージョンアップしないで使用した場合、ライブビューのフレームレートが低下する場合がある
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6および「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」を装着して動画記録を行なう際のC-AF(コンティニュアスAF)追従性を改善
  • 電子ビューファインダー「VF-2」を装着した場合、メニュー画面と再生画像を背面モニター表示に切り替える設定を追加
  • アートフィルター「ラフモノクローム」使用時の、VF-2の表示不具合を修正

E-P1ファームウェアVer1.4

  • AF速度の向上
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6に対応。ファームウェアをバージョンアップしないで使用した場合、ライブビューのフレームレートが低下する場合がある
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6およびM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6を装着して動画記録を行なう際のC-AF(コンティニュアスAF)追従性を改善

E-PL1ファームウェアVer1.1

  • AF速度の向上
  • 電子ビューファインダー「VF-2」を装着した場合、メニュー画面と再生画像を背面モニター表示に切り替える設定を追加
4月23日発売のM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.65月下旬発売のM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6

 E-P2およびE-P1のファームウェアアップデート方法は、カメラ本体の同梱ソフト「OLYMPUS Master 2」を起動後にカメラとPCをUSBケーブルで接続し、カメラ側で「ストレージ」を選択。OLYMPUS Master 2のツールバー「カメラ」から「カメラのアップデート/表示言語の追加」を実行する。

 E-PL1のファームウェアアップデートには、Webサイトでダウンロードできる「オリンパスデジタルカメラアップデーター」を使用する。カメラをPCとUSBケーブルで接続し、カメラ側で「ストレージ」を選択。適用するアップデートプログラムを選び、アップデートを実行する。



(本誌:鈴木誠)

2010/4/22 13:05