【 2016/05/25 】
【 2016/05/24 】
【 2016/05/23 】
【 2016/05/20 】
【 2016/05/19 】

「オリンパス・ペン」にAF性能向上ファームウェア

〜E-P2、E-P1、E-PL1で有効。動画のコンティニュアスAF強化も

 オリンパスは15日、レンズ交換式デジタルカメラ「E-PL1」、「E-P2」、「E-P1」のファームウェアを22日11時に公開すると発表した。

E-P2 E-P1 E-PL1

 各機種とも当該ファームウェアに更新することで、AF速度が向上するほか、E-PL1およびE-P2用EVF「VF-2」装着時の表示切り替えに対応する。

静止画撮影時のAF速度向上

 E-PL1、E-P2、E-P1とすべてのオリンパス製マイクロフォーサーズレンズの組み合わせで有効になる。カメラのレンズ制御アルゴリズムを最適化したことで合焦速度が向上する。

 オリンパスによると高速化の効果は「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.6」の広角端で17%程度、望遠端で22%程度。「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」では広角端で9%程度、望遠端で12%程度。「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」では19%程度としている。(いずれも測定条件は、シャッターボタン半押しからAF合焦ランプ点灯までの時間)

動画撮影時におけるコンティニュアスAFの追従性向上

 E-PL1、E-P2、E-P1と「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.6」(4月23日発売)または「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6」(5月下旬発売)の組み合わせで有効になる。なお出荷済のE-PL1は既に対応済となっている。

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.6 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6

 これら2本のレンズに合わせたレンズ制御アルゴリズムにすることで、コンティニュアスAF(C-AF)の被写体追従性が向上する。AF動作時におけるレンズユニットのオーバーランを抑え、合焦までの収束時間を短縮した。

 M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.6とM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6は、ともに新AF高速化・静音化技術「MSC」(Movie and Still Compatible)機構を搭載する。MSCは、これまでのインナーフォーカスを進化させることで、AFの速度、精度、滑らかさを向上し、動作音も低減する機構。

 オリンパス独自の大偏肉両面非球面レンズなどの活用により、フォーカス群を小型軽量化した。M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.6では1枚、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6は貼り合わせレンズ1枚でフォーカスレンズとすることに成功。レンズのオーバーランを低減して合焦速度を向上させている。

 フォーカス用レンズエレメントを軽量化したことで、これまで必要だったレンズ駆動用のギアを省略。モーターの送りネジによりダイレクトにフォーカシングレンズを動作し、AF時の動作音を抑えた。AF動作音の低減は、特に動画撮影時の音声ノイズ低減の効果がある。

EVFとLCDの切替え機能

 VF-2に対応しているE-PL1とE-P2において、VF-2装着時にメニューおよび再生画像を背面液晶モニターに切替え可能になる。表示を切替えるには、「MENU」ボタンまたは「再生」ボタンを押下する。

VF-2を装着したE-PL1 VF-2を装着したE-P2



(本誌:武石修)

2010/4/15 15:06