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RAYQUAL、ライカスクリューマウントレンズの固定位置を調整できるアダプター

フォーカシングレバーを手探りしながらの目測撮影に

宮本製作所は、RAYQUALブランドの新製品として、「ライカLマウント(L39スクリュー)レンズ用マウントアダプター」を4月21日に発売する。

ライカスクリューマウント(L39スクリュー)用レンズを各種ボディに取り付けるためのマウントアダプター。

L39-SαE

ラインナップは、ソニーEマウント用の「L39-SαE」(NEX、α7シリーズ)、富士フイルムXマウント用の「L39-FX」、マイクロフォーサーズ用の「L39-M4/3」の3つ。希望小売価格は、どれも税込1万5,120円。

また、レンズ側マウント部のネジ5本を緩め、マウント部を回転して止まり位置を調節できるアジャスト機能付き(ADJタイプ)も発売する。

L39-SαE.ADJ

アジャスト機能を利用すると、レンズの指標を真上にしたり、無限ストッパーの収納位置を左下45度にしたりできるようになる。

同社によると、ライカスクリューマウントレンズの一部はフォーカシングレバーの回転角が180度あり、それらはレンズ自体の焦点距離が異なっても、レバーの位置とおおよその撮影距離が共通しているという。その場合、本アダプターでフォーカシングレバーの無限遠位置を左下45度にセットすれば、ノブの位置を手探りしながらの目測撮影がやりやすくなるとしている。

調節例(レンズ指標を上部へ)
調節例(無限ストッパーを左下45度付近へ)

ラインナップは、ソニーEマウント用の「L39-SαE.ADJ」(NEX、α7シリーズ)、富士フイルムXマウント用の「L39-FX.ADJ」、マイクロフォーサーズ用の「L39-M4/3.ADJ」の3つ。

発売時期については、L39-SαE.ADJとL39-FX.ADJが6月。L39-M4/3.ADJについては、未定となる。希望小売価格は、どれも税込2万520円。

調整用の精密ドライバーを付属する。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。