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RAYQUALのライカL-Mリングに「半欠き」タイプ

無限遠ロック付きのピント全周レンズに対応

宮本製作所は、RAYQUALブランドのL-Mリング(無限遠ロック付き全周レンズ対応タイプ)を12月16日(月)に発売する。

スクリューマウントの「エルマー35mm F3.5」「エルマー50mm F3.5」「ヘクトール50mm F2.5」の初期タイプに存在する、無限遠ロック付きでかつピントリングが全周タイプのレンズを、Mマウントボディに取り付けるためのL-Mリング。半周タイプのレンズにも対応する。

使用するレンズに合わせ、35mm・135mm用の「L-M 35・135LZ」と50mm・75mm用の「L-M 50・75LZ」の2タイプを用意する。価格はいずれも1万4,700円。

無限遠ロック付きレンズは、無限遠の位置でピントリングがロックされ、ピントノブを押すとロックが解除される。本製品では、ピントノブを押した際、ノブ下側に出るロックピンと干渉しないように、L-Mリングの左斜め上の部分を半欠きとした。

なおM型ボディのうちデジタルカメラでの使用を想定しており、フイルムカメラのM型ボディでは、レンズ着脱ボタンやボタンガードがピントノブに干渉して使用できない。

M型ライカではないミラーレスカメラでも、他のアダプターと併用して撮影が可能。

L-M 35・135LZ
L-M 50・75LZ
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。