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A4サイズの写真が安い!業界大手「ネットプリントジャパン」の秘密

キヤノン製巨大プリンターが並ぶ最新ラボを訪ねる 20%引きクーポンコード公開中!!

ネットプリントジャパンの「プレミアムプリント」を注文してみた。A4サイズ1枚400円と安いが、写真としてのクオリティは高い。

写真をプリントする方法にも色々あるが、難しいのはプリントのクオリティとコストの兼ね合いだ。

自分でプリントすれば満足いくまで調整が利く代わりに、プリントを前提とした環境の構築と維持に大きなコストがかかるし、消耗品の管理も大変。そこまでの手間暇をかけたくないとしても、それなりのクオリティでプリントを手にしたいならば、信頼のおけるプリント事業者に依頼するのが順当だろう。

プリントサービスの一部には、通常よりもちょっとお高めの料金で、A3やA4サイズのプリントをきれいに出力してくれるプランを用意しているところがある。オンラインプリントサービス大手のネットプリントジャパンが提供している「プレミアムプリント」もそのひとつだ。

ネットプリントジャパンのプレミアムプリント(以下プレミアムプリント)は、キヤノンの業務用フォトプリンター「DreamLabo 5000」を用いた高品質なプリントが売り。注文可能なサイズはL、A4、A3の3つで、1枚あたりの価格はLが税込13円、A4が400円、A3が500円となっている。フォトコンテストなどにしょっちゅう応募する方には、A4サイズのこの価格は魅力ではないだろうか。

本記事では、ネットジャパンのプレミアムプリントを実際に注文し、サービスの使用感をお伝えしたい。後半では、運営会社のしまうまプリントシステム株式会社が擁する鹿児島ラボ・本店の取材レポートをお届けする。

プリントを注文してみる

プレミアムプリントでは、WebベースのUIでプリントする写真の選択と注文枚数を決める。ローカルストレージからのアップロードのほか、FacebookとInstagram、同サービスが運営する「オンラインアルバム」からも写真をインポート可能。アスペクト比が用紙と一致しない場合は余白が発生するので、必要に応じてトリミング処理を施せる。対応フォーマットはJPEGのみ。

フチ無しプリントを前提としており、任意の幅の余白を追加することはできないので、プリントに余白を入れたい場合は、あらかじめ余白入りのデータを用意する必要がある。

ネットプリントジャパンのトップページ。
プレミアムプリントはここから注文する。A4が1枚あたり400円とは安い。
プリントしたい写真(JPEG)をアップロードして注文する。FacebookやInstagramといったSNS経由で写真をインポートすることもできる。

インターフェースは非常にシンプルで、見ればここで何をすればいいかが大体わかるようになっている。L、A4、A3プリントの各注文枚数以外は、先述の「トリミング」に加えて、「色調補正」と「日付刻印」のみ行なうことができる。

今回は動物園で撮影した写真を中心に選んだ。
余白ができないようにトリミングを行なう。

「色調補正」は、DreamLabo 5000に内蔵しているキヤノン製の補正エンジンを使った自動補正のこと。人物であれば肌色をより健康的に、また緑色をより自然かつ鮮やかに調整する方向性だ。

「日付刻印」はその名の通り、写真の端に日付を刻印する機能。EXIF情報を参照して刻印を行なう。

一通りの処理内容を指定したら、そのまま配送先と支払い方法の選択、注文確認を経て、注文完了となる。今回はA4サイズで5枚、計2,000円分のプリントを注文した。

配送先を設定する
キャンペーンなどで配布しているクーポンコードがあれば入力できる。

注文から2日後、自宅宛に無事にプリントが届いた。納期は他社のサービスでも力を入れているところで、注文後2日というのは他社と比べても遜色なく早い部類。

肝心のプリントは、用紙の選択ができないためすべて光沢紙だが、このまま額装して贈っても恥ずかしくない出来であり、ほとんどすべておまかせで注文してこのクオリティなら、個人的にまったく文句はない。

プリント1枚あたりの価格の安さにも注目したい。今回注文した「A4サイズのプレミアムプリント」相当、すなわち「A4光沢紙を使った高品質プリント」を他社のサービスで注文した場合は、おおよそ600〜900円程度が相場。ネットプリントジャパンは400円だ。もちろん単純比較はできないものの、1枚当たりのコストはかなり安価に抑えられているのがお分りいただけると思う。

高品質プリントがなぜ安い?

価格が安いということは、プリントの生産にかかるコストもそれ相応に抑えているということだが、どのような工夫があるのだろうか。

ここからは、鹿児島県日置市にあるしまうまプリントシステム株式会社のラボを訪ねて、ネットプリントジャパンの生産体制についてレポートする。しまうまプリントシステム株式会社は、オンラインプリントサービスとしては歴史の古い「しまうまプリント」を運営する企業。現在は「ネットプリントジャパン」ブランドのサービスも運営している。今回訪れた鹿児島ラボでは、しまうまプリントとネットプリントジャパン両方のプリントが行われている(さらに熊本にも同様のラボがある)。

工場内を案内いただいたのは、取締役で工場長の中間直美さんと、鹿児島ラボ生産部 印刷課 課長の岩井田光さん。

中間直美さん(左)と岩井田光さん(右)。
しまうまプリントシステム鹿児島ラボの事務所がある1号棟。
しまうまプリントシステムのオフィスは現在3号棟まで拡張されている。
裏手には4号棟を建設中。
内部には銀塩プリント用のミニラボが大量に並んでいる。
フォトブック製作のための機材も豊富に設置されている。

しまうまプリントシステム株式会社は、2010年5月に設立。当初はオンライン写真プリントや年賀状作成などのサービスを展開しており、競合他社よりも安価な激安路線を指向していた。

中間さん:創業当時はL判1枚5円を目標に、コストダウンを目指していました。いかに内部の工数を減らして、効率よく作業をするか。今でも注文を受けてからできるだけ早く出荷するために、なるべく人の手を介さないよう、生産フローの自動化やツールの改良を重ねています。

生産設備の間にはベルトコンベアを増設し、可能な限り人の手を介さずに生産が行なえる体制を整えている。

2012年には第2ラボを設立し、フォトブックの受注・生産も開始した。2014年にDreamLabo 5000を導入し、その後2016年まで順次6台まで増設した。

キヤノンの業務用インクジェットプリンター「DreamLab 5000」。高画質な写真やフォトブックの大量プリントに対応するほか、最近では高級写真集のオンデマンドプリントにも使用されている。

中間さん:高品質のプリントができるだけでなく、フォトブックも作れるということで、6台の導入を決めました。インクジェットは銀塩プリントよりも原色の発色が良いという特徴もあるので、導入当初より、その部分は売りにしています。

当社がお客様から期待されているポイントは「良い品質のプリントが、より安く手元に届く」ということなので、安価であるからといって、クオリティを落とすことはしません。DreamLaboは印画紙やインクに専用品を使うので、その点は安心してご利用いただけるかなと思っています。

銀塩プリントとインクジェットの違いという点については、実際にお試しいただいて、比較されているケースもあるようです。人それぞれの好みもありますし、一概にどちらがいいというものでもないのですが、銀塩では出せない発色がインクジェットで出せる面はあります。

岩井田さん:プレミアムプリントの場合はやはり、七五三や卒業式、成人式、結婚式など、人生の節目になるようなイベントの記念写真が多いです。

6台のDreamLabo 5000が可動している区画には、温度と湿度を一定に保つための仕切りが用意されている。
DreamLabo 5000。本体標準価格は税別5,000万円。幅6,987mm×奥行き3,829mm×高さ2,090mmの巨大な筐体。

DreamLaboでプリントを作る際には、一定のパラメータを設定して、ユーザーに最も好まれる色味の傾向を研究しているという。

中間さん:当社の場合、DreamLaboを使った補正はすべて自動補正ですね。ただ、補正の設定については、いくつかチャンネルがある中で、最も多くのお客様に好まれるのはどの方向性なのかという検討は常にしています。これは被写体によって設定を変えることはなく、一括で決めますが、ご注文いただくプリントの傾向としては、ファミリーの写真が多いので、人肌の発色が良いというのは第一に考えるようにしています。

岩井田さん:あとは、メンテナンスですね。DreamLaboは巨大なプリンターですが、同時にとても繊細な機械でもあるので、とても手がかかります。温度と湿度の管理や、水の硬軟も動作に影響しますし、インクジェットプリンター特有の問題も発生します。でも、常に高品質のプリントを生産するためには避けられない道です。

主な配線も天井に回されている。
稼働区画は温湿度が定められている。
ロール紙を換装しているところ。
インクタンクも特大サイズ。
オーダー別、用紙別に自動で仕分けるソーティングシステムを2系統装備。写真は大判プリントを排出する大型ソーター。
同じく本体上部の小型ソーター。
DreamLaboのために設置された加湿器。

フォトブックの意外な注文とは

プリント注文時のWebインターフェースはきわめてシンプルにまとまっているが、このUIには、長い間蓄積されたサポートの知見が盛り込まれているという。

中間:顧客サポートについては色々なパターンのお問い合わせがあるのですが、ともかく様々なやりとりと試行錯誤の結果、見た目で何をしたらいいのかがすぐに分かること、そして調整可能な項目をあまり多くしないことで、注文画面は現在の構成になっています。

お客様によっては、集合写真の一部分だけをトリミングしてご注文いただいてしまうという方もいらっしゃるので、画像の解像度による画質の劣化について、トリミング画面ではっきりわかるように表示するようにしています。

できるだけわかりやすいUIを心がけている。

プリントのほかにフォトブックも事業の柱の一つだ。

中間さん:フォトブック事業の開始当初はファミリー向けに展開していましたが、実際に事業を始めてみると「フォトブック」という枠組みの範疇で、色んな使い方があることがわかりました。

一例を挙げれば、自分の写真作品をまとめたオーソドックスな作品集のほかに、オリジナルの旅行ガイドブック、絵本、レシピ本、手帳などなど、自分でデザインやレイアウトを作れる人が、自由な発想で自費出版のような形で使っていただいています。ちょっと変わった例ですと、当社のフォトブックは左綴じしか作れないのですが、画像を逆さまに入稿することで、右綴じのコミック本を作成している方もいます。

季節ものとしての需要もあり、2〜3月にはママさん層が独自に作る卒業アルバムの発注も増えるという。

また中間さんは、スマートフォンの普及とともに「ユーザーの写真との向き合い方が変わったように感じる」と話す。

中間さん:レンズ交換式カメラは、「撮るぞ」と気合を入れて写真を撮るツールでしたが、スマートフォンは、誰もがふと思い立ったとき、気軽に写真を撮れるツールという側面があります。それでフォトブックの内容がどう変わったかというと、今まで見向きもしなかったような、捨ててしまっていたような写真をうまく活かせるツールになってきたのではないでしょうか。

たとえば旅行で食事をした時になんとなく撮った箸袋の写真を風景写真の合間にはさんで時間の経過を表現するとか、自分の内面を表現するような作品指向のブックが多くなりました。これはフォトブックを作る人が増えて、コミュニティが成長するにつれ、より凝った趣向のフォトブックを作ろうという動機で、自分の写真と繰り返し向き合い、ユーザーがそれぞれページごとの構成を考えるようになった結果だと思います。

しまうまプリントシステムは、前身の会社から数えて今年で10年目ということで、6月16日(土)・17日(日)に鹿児島市内でフォトブックをテーマとしたイベントの実施を予定しているとのこと。鹿児島ラボ設備の大規模拡充を控え、Webインターフェースの改修も継続して行なうということで、今後の展開に期待したい。

クーポンコードでプリントしよう!

ネットプリントジャパンのご厚意により、当サイト読者用のクーポンコードを用意してもらいました。このクーポンコードを使うことで、写真プリントとフォトブックが20%引きになります。ぜひお試しください!

20%引きクーポンコード

対象商品:ネットプリントジャパン 写真プリント、フォトブック
期限:2018年6月30日
制限:各クーポンお1人様1回限り
クーポンコード:s6neMCX5iN(写真プリント)、S9BmYvBFTd(フォトブック)

「みんなでつくるしまうまフォト広場」に応募しよう!

しまうまプリントシステム株式会社は、しまうまプリント10周年を記念したフォトブック&写真ギャラリー「みんなでつくるしまうまフォト広場」を開催する。

応募者全員のフォトブック、写真プリント作品を展示するイベント。「フォトブック部門」と「写真部門」の2部門があり、参加は無料となっている。ぜひ自慢の作品で参加してはいかがだろうか。(編集部)

応募期限

フォトブック部門:6月2日(土)9時注文分まで
写真部門:6月2日(土)必着分まで

応募カテゴリー

鹿児島・九州部門(鹿児島、九州などがテーマであれば構成は自由)
ポートレート部門(人物、子供など)
生きもの・ペット部門(生きもの、ペットなど)
趣味・遊び部門(料理、乗り物、スポーツ、旅行など)
アート・作品部門(イラスト、コスプレ、模型、手芸など)
その他自由部門(スナップ、自然・風景などのその他)

表彰内容

しまうま賞
しまうま社長賞
しまうまラボ賞
お客様が選ぶ大賞
※後日HPにて発表&表彰

フォトギャラリー開催期間

2018年6月16日(土)〜6月17日(日)

フォトギャラリー会場

アミュプラザ鹿児島 AMU広場
鹿児島県鹿児島市中央町1-1 鹿児島中央駅直結

応募はこちら

制作協力:しまうまプリントシステム株式会社

関根慎一