写真で見る

キヤノンEOS 5D Mark IV

最新5Dと新レンズ2本の外観写真を掲載

キヤノンが9月8日に発売する「EOS 5D Mark IV」と、同時発表された10月発売の交換レンズの外観をお届けする。

EOS 5D Mark IVは、2012年に発売された「EOS 5D Mark III」の後継。35mmフルサイズ一眼レフの中核といえる5Dシリーズの最新モデルで、EOS 5D Mark IIIから派生した2015年登場の高画素モデル「EOS 5Ds」および「EOS 5Ds R」と並ぶラインナップになる。

キットレンズとして用意される「EF24-105mm F4 L IS II USM」(10月下旬発売)は、前モデルから11年ぶりのリニューアル。初代EOS 5Dから5Dシリーズのキットレンズとして存在しており、いよいよ高画素機も想定した新標準ズームレンズとなった。こちらも性能に期待がかかる。

EF24-105mm F4 L IS II USMを装着

「EF16-35mm F2.8 L III USM」(10月中旬発売)は、2001年発売の初代、2007年発売のII型に続く3代目。キヤノン最高画質を謳うレンズで、周辺画質が向上しているという。

EF16-35mm F2.8 L III USM(左)とEF24-105mm F4 L IS II USM(右)

EOS 5D Mark IVの外観は、N3リモコン端子が前面に移動して機種名バッジのデザインが変わり、背面に「測距エリア選択ボタン」が追加されたほかは、基本的にEOS 5D Mark IIIなどと併用しても違和感がなさそうだ。シャッターフィーリングは、EOS 5D Mark IIIより後に登場したEOS 5Ds/Rに近い(ミラー駆動方式の違いのため)。ソフト撮影に設定すると、より静穏な撮影が可能となる。

機種名バッジ
背面に増えた「測距エリア選択ボタン」
リモコン端子はここに
側面の端子カバーが細かく分割された

EOS 5D Mark IVのメニュー画面

カメラの仕様について、詳しくは既報のニュース記事を参照いただきたい。実際の試用インプレッションや画質については、新製品レビューの記事で後日お届けする。

本誌:鈴木誠