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キヤノン、フルサイズ対応標準ズーム「EF24-105mm F4 L IS II USM」
約11年ぶりのリニューアル 手ブレ補正が4段分に
2016年8月25日 13:10
キヤノンは8月25日、交換レンズ「EF24-105mm F4 L IS II USM」を発表した。発売は10月下旬。直販価格は税別15万5,000円。
35mmフルサイズ対応の標準ズームレンズ。2005年にEOS 5Dとともに発売した「EF24-105mm F4 L IS USM」の後継モデルに当たる。
同社の高級レンズシリーズ「L」(Luxury)レンズとして位置づけられ、同日発表したデジタル一眼レフカメラEOS 5D Mark IVのキットレンズにもなっている。
同じ焦点距離の同社製現行レンズとしては、「EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM」が2014年に発売されている。
レンズ構成は12群17枚。非球面レンズが従来の3枚から4枚に増え、光学性能を高めた。「EF11-24mm F4 L USM」などで採用しているASC(Air Sphere Coating)によりゴーストを抑制した。
なお、従来1枚使用していたスーパーUD(Ultra Low Dispersion)レンズは非採用となっている。
新たに手ブレ補正機構「IS」の性能が従来の約2.5段分から4段分に向上した(いずれもCIPA基準)。
本体は防塵防滴構造を採用した。レンズには、汚れが簡単に取り除けるというフッ素コーティングも施している。
最短撮影距離は全域で0.45m、最大撮影倍率は0.24倍(望遠端)。絞り羽根は10枚。フィルター径は77mm。最大径×全長は83.5×118mm、重量は795g。