去る3月5日、フジフイルムFinePix X100(以下X100)のリリースが開始された。2月に開催されたCP+2011でのハンズオンコーナーにできた長蛇の列は記憶に新しく、多くのカメラ愛好家の注目を浴びたことはあらためて記すまでもないだろう。
その後の勢いも衰えを見せず、発売翌日に馴染みのカメラ店で様子を訊いたところ、最初に入荷したX100は事前に予約した分だけで掃けてしまったほどだという。筆者個人もたいへん興味あるカメラで、このレビューが担当できたことを光栄に思っている。大手量販店での実勢価格は12万8,000円前後である。
■独創的な「ハイブリッドファインダー」
X100を語るに忘れてならないのが、なんといってもファインダーだ。「ハイブリッドビューファインダー」と称されたそれは、光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)を機構的にミックスしたもので、それぞれ自在に切り替えることができる。しかもOVFでは、フレームやAFエリア、露出情報などEVF用の液晶パネルを使い鮮明に映し出すことも可能としている。外付けのOVFではこのような芸当は不可能で、パララックスに合わせて動くフレームを見て、思わずにやりとしてしまうのは私ばかりではないはずだ。
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ファインダー倍率は0.5倍。もう少し倍率が大きいと、右目でファインダーを覗いたとき、左の目で被写体を直視しても違和感が少なくなるのだが。右の写真は遮光シャッターが閉じた状態、すなわちEVF使用時の状態である |
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OVF時のファインダー | EVF時のファインダー |
さらに、OVF使用時にシャッターを切ると、その瞬間ファインダーの遮光シャッターが閉じ、EVFに切り換わるとともに撮影した画像を表示する(クイックポストビュー)。つまり撮影者はファインダーを覗いたままの姿勢で、結果が確認できるのである。撮影した画像の表示は設定した時間、もしくはシャッターボタンの半押しで消灯し、同時に遮光シャッターが開き、再びOVFでの撮影が可能となる。その様子をカメラ前面側から見ると、カメラの状態に合わせて遮光シャッターが瞬間的に上がったり下りたりする。単純な機構ではあるが、正確に動く姿を見ていると、その独創的な仕組みにたいへん感心してしまう。この機能は、設定によりOFFにすることも、そのまま撮影した画像を表示し続けることも可能としている。
ちなみに、連続撮影やAEB撮影のときなどは、撮影したすべてのコマの表示が完了するまでシャッターは切れなくなるので、この機能をOFFにしておいたほうが何かと使いやすい。ファインダー倍率は0.5倍とさほど大きくないものの、X100のOVFは、これまでにない使い勝手のよさを誇る。
搭載する液晶パネルは、そのスペックからオリンパス・ペンシリーズ用のVF-2に採用されているものと同じエプソン製のようである。0.47型約144万ドット。高精細でコントラストも高く視認性もたいへんよい。EVFではボケの度合いやWB、露出の状態などをあらかじめ知ることができるので、OVFとはまた異なる使いやすさである。さらに、OVFの場合でもそうだが、表示される情報はカスタマイズ機能により選択できるのも便利だ。
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アイセンサーを備えるアイピース部。メガネをかけた状態でも比較的見やすい。ちなみに、光学系には高屈折ガラス、スーパーEBCコーティングの採用で、収差が少なくクリアな見え具合だ | 「OVF撮影枚数UP」は節電機能により、OVFを使った撮影ではバッテリーの持ちが倍になる機能。AFがやや遅くなり、露出計もシャッターの半押しで動きだす |
ハイブリッドならではと思うのが、マクロモードに切り替えるとOVFで撮影していても、その瞬間遮光シャッターが自動的に閉じEVFへと切り換わることだ。OVFではパララックスの関係上、近接撮影になればなるほど正確なアングルが把握しづらくなる。何よりピント位置の状態はまったく分からないので、この機能は実に都合がよい。X100の最短撮影距離は約10cmとなる
また、OVFとEVFの切り換えを手動で行なう場合は、カメラ前面部にある専用のレバーを使用する。操作はカメラを構えた状態で右手人指し指で行なえるため、ファインダーを覗いたまま素早く直感的に切り換えられる。OVFでの撮影中、被写界深度やボケの大きさなど確認したいときになどたいへん便利で、使い慣れるとこの操作自体も楽しく感じられる。
■35mm相当F2の単焦点レンズを搭載
レンズは新開発のFUJINON 23mmF2を搭載。フルサイズ判換算で約35mmの画角だ。個人的な嗜好で申し訳ないが、これよりも画角が広いと“常用レンズ”としては使いづらく、また比較的簡単にボケを活かした絵がつくれるので、ちょうどよい画角のように思える。
レンズ構成は6群8枚。非球面レンズ1枚を採用するほか、高屈折ガラスなどを贅沢に使用している。直接手にとって見たわけではないが、カタログなどを見るとレンズ後玉が大きく、テレセントリック性を考慮したものと思われる。絞り羽根は9枚で、キレイな玉ボケが期待できそうだ。
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固定式単焦点レンズFUJINON 23mm F2を搭載。35mm判に換算して約35mm相当の画角となる。両面非球面レンズ1枚を含む6群8枚の構成だ。最短撮影距離10cm、3段分減光のNDフィルターを内蔵する | 絞りリングには指がかりが2カ所備わり操作性は良好。写真ではタテ方向にローレットの刻まれている部分がフォーカスリングとなる。いずれのリングとも金属ブロックからの削り出しにより製造されている |
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レンズ先端にオスネジが切ってあり、アダプターリングが付けられるようになっている。フードおよびフィルター(49mm径)は、アダプターリングを介してカメラに装着する。写真はオスネジをカバーするフロントリング | アルミ製のレンズキャップ。かぶせ式だが、しっかりとレンズと密着する。ただし、レンズフードをカメラに装着するとレンズキャップが装着できなくなるのが残念。無くしたときの代償も高そうだ |
レンズの描写は、精鋭度およびコントラストとも高く、単焦点レンズらしいもの。画面周辺部まできちんと解像しているほか、ヌケがよくクリアな描写でフジノンの名に恥じないものである。ディストーションは弱い陣笠タイプで、さほど気にならないレベル。周辺減光も絞り開放でやや強めに発生するものの、1段絞るだけで大幅に改善される。この優れた描写特性は、イメージセンサーと最適化できる固定レンズゆえに達成されたものといってよいだろう。
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「フォーカスリング」では、無限遠側にピントを合わせるときのフォーカスリングの回転方向を変えることができる。所有する他のカメラと回転方向を揃えたいときなど便利 |
■NDフィルターで開放絞りでの撮影も
シャッター機構にはレンズシャッターを採用。最高速は1/4,000秒を実現している。ただし、この速度が使えるのはF8かそれよりも小さい絞り値の場合に限られ、F4およびF5.6では1/2,000秒、F2およびF2.8では1/1,000秒が最高速となる。そのため、晴天時の屋外など絞りを開いた撮影は一見厳しいように思われるが、X100は3段分を減光するNDフィルターを内蔵しているので、そのような条件でも心配は無い。
ちなみに、作例撮影の際には、シャッターボタンの横にある「Fnボタン」にNDフィルターのON/OFFを割り当ててみたが、高速に弱いレンズシャッターのウィークポイントを速やかにカバーでき使い勝手はたいへんよかった。
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光量にして1/8、絞りにして3段分減光するNDフィルターを内蔵する。明るい屋外など開放絞りで撮影したいときや長秒撮影のときに重宝する。 | Fnボタンの役割を割り当てることができる。割り当てることのできる項目は、ISO感度、画像サイズ、フィルムシュミレーションなど全部で11項目となる |
露出設定はアナログ操作なのも、このカメラのうれしい部分である。絞りリングを鏡筒に、トップカバー(軍艦部といったほうがこのカメラには似合っているかも)にシャッターダイヤルと露出補正ダイヤルを備える。
撮影モードの設定はライカのAPS-Cセンサーを搭載するコンパクトモデル「X1」と同じで、シャッターダイヤルを「A」にセットすれば絞り優先AEモードに、同様に絞りリングを「A」にすればシャッタースピード優先AEモードとなる。さらに、シャッターダイヤル、絞りリングとも「A」にセットするとプログラムAEモード、どちらも「A」以外にセットすればマニュアルモードとなる。露出補正ボタンも右手親指で操作ができ、OVF/EVF/LCDでは補正値が画面左端のインジケーターに表示される。
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軍艦部という言葉の似合うカメラトップ部。シャッターダイヤルと露出補正ダイヤルとも視認性がよく、こちらも削り出しによりつくられ質感はたいへん高い。シャッターボタンには、レリーズ用のオスネジが切られている |
ところで、絞りリングのステップは1段のため、より細かく設定したいとき具合が悪い。そこで、露出モードはマニュアル時に限られてしまうものの、コマンドレバーにより、設定した絞り値の±2/3段の範囲内であれば、1/3段ステップで調整できるようになっている。本来は、絞りリング自体に1/3段ステップのクリックを付ければ済むハズなのだが、そうなると絞り目盛りの間隔が開き、絞り値の設定操作に支障が出ることを避けたかったのかも知れない。
イメージセンサーにはAPS-Cサイズ有効1,230万画素CMOSセンサーを採用する。感度はISO200からISO6400。拡張機能によりL(ISO100)とL(ISO12800相当)も仕様が可能である。新EXRプロセッサーの採用などにより、高感度でのノイズもよく抑えられ、階調再現性も不足のないものである。
フィルムメーカーらしいと思うのが「フィルムシュミレーションモード」の搭載だ。いわゆる仕上がり設定であるが、フジクロームの名称を使用し、標準の設定の「PROVIA」、鮮やかでメリハリある階調の「Velvia」、彩度を抑え滑らかな階調の「ASTIA」からなる。実際の仕上がりも印象的にそれぞれのフィルムに近く、銀塩カメラを使って来たユーザーは選択しやすそうだ。また、モノクロームはカラーフィルターを使った仕上がりも得られ、「フィルターなし」、「Yeフィルター」、「Rフィルター」、「Gフィルター」から選択できるのも便利だ。
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「フィルムシュミレーションモード」には、標準の「PROVIA」のほか「Velvia」、「ASTIA」が備わる。また、モノクロは「フィルターなし」、「Yeフィルター」、「Rフィルター」、「Gフィルター」から選択が可能だ | 効果に応じて100%/200%/400%から選択できる「ダイナミックレンジ」。取説が不親切で、今ひとつ設定方法が分からなかったが、どうやらISO200に設定した場合は100%のみ、ISO400で200%まで、ISO800以上の設定になると400%まで設定が可能になるようだ |
■カメラ好きの心をつかむ強い個性
いくつか面白く感じたところをピックアップしよう。まず、シャッター音がレンズシャッター、フォーカルプレーンシャッター、ミラーアップの3パターンから選べる。いずれもスローシャッターの場合、それに合わせてシャッターの開く音と閉じる音のタイム差がつくられておりなかなか芸が細かい。本モデルはレンズシャッター機だが、個人的にはフォーカルプレーンシャッター(サウンド2)がカメラにマッチするように思えた。
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シャッター音は、レンズシャッター(サウンド1)、フォーカルプレーンシャッター(サウンド2)、ミラーアップ(サウンド3)の3パターンから選べる。どのカメラから音を拾ったのか気になるところだ |
次に、MFでは鏡筒のフォーカスリングでピント合わせを行なうのだが、ヘリコイドの回転に対しピント位置の移動する距離が非常に小さいため、思ったところに合焦させるのに時間がかかることがある。そんなときに使用したいのが「AFL/AEL」ボタンだ。このボタンを押すとMFに設定されていてもオートフォーカスでピントを合わせる。ユーザーはその後、MFでピント位置の微調整を行なえばよい。シビアなピント合わせを要求される近接撮影では重宝する機能といえる。
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MFのとき押すと選択した部分が拡大でき、マニュアルモード時には絞りが1/3ステップで設定できるコマンドレバー。露出関連の操作は専用のダイヤルやリングで、設定等はコマンドダイヤルで行なうので、役不足の感が否めない |
最後にちょっと気になったところを2つ述べたい。まず、ボディのデザイン。ボディの大きさやダイヤル、レバー類の操作性は大変気に入っている。しかし、ボディデザインは少々懐古主義になりすぎていないだろうか。同社には旧来のフォールディングカメラであるGF670プロフェッショナルが存在する。しかしながらエッジを効かしたシャープなボディシェイプは、現代的でたいへん洗練されたスタイルを誇る。X100も、せっかくハイブリッドビューファインダーという革新的な機構を搭載したのだから、これに倣ったボディシェイプにして欲しく感じる。
もうひとつの不満が、連写やAEブラケットのなどの設定が、電源を切っただけでなく、カメラがスリープしたり、再生ボタンを押すなど他の操作を行っても解除されてしまうことだ。撮影の途中で撮った画像を確認し終わった後や、数分ほどカメラをいじらなかった後、再び撮影を行なうと「あれっ?」と思うことが幾度となくあった。しかも、その都度設定を行わなければならず、非常に使い勝手が悪い。このカメラを使うユーザーのスキルを考えると、勝手に設定が解除されるよりも、自分で解除するほうが使いやすく感じるほうが多いはずなので、ぜひ次のファームアップでは設定状態は維持できるようにしてほしい。
個人的にミラーレスモデルも含めAPS-Cセンサーを搭載するコンパクトなデジタルカメラにたいへん興味を持っている。実際、いくつかを所有しているが、これまで常に至らなく思えたのがファインダーであった。長年一眼レフあるいはレンジファインダーに慣れてしまっていると、LCDではなく、どうしてもファインダー、とりわけOVFで撮影したいと強く思うことが多い。外付けのOVFという手もない訳ではないが、撮影情報が表示されず、個人的に見た目があまり好きではない。結果悶々としている状態が続いていたのだが、それを見事に解決してくれたのが、富士フイルムFinePix X100といえる。OVFとEVFを合体したファインダーは、使いやすい上にたいへん見やすい。写真を大いに撮る気にさせてくれるファインダーといってもよいだろう。また、露出の決定はアナログ操作ということも好感が持てる。
今回、最後にちょっと辛口なコメントを書かせてもらったが、これもこのカメラが好きな証であり、今後にも期待していると思っていただきたい。もちろん、私自身X100のユーザーであり、これからどこへ撮影に行こうか思案している最中である。
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記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。約20MBのメモリーを内蔵する。電源はリチウムイオン充電池NP-95で、標準撮影可能枚数は約300枚(CIPA準拠)。バッテリーの持ちは比較的よいように思える | USB端子とHDMI端子を備えるインターフェース部。カバーはプラスティック製ながら精度が高く、閉じるとボディ側面と一体化する。「RAW」ボタンによりボディ内RAW現像も可能としている |
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なくてもよかったのではないかと思う内蔵ストロボ。ガイドナンバーは不明。カタログによると、撮影可能範囲は約50cmから9mとのことだが、これはISO1600のときの数値だ |
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「カスタム撮影画面」では表示する項目を自由に選択できる。全部選択するとかなり画面がうるさくなるので、カスタマイズすることをオススメしたい | 「カスタム設定」は撮影メニューの設定を最大3パターンまで保存できる機能。仕上がりに関するパラメーターも保存できるので、使い方によっては何かと便利だ |
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メニュー画面のタブやカーソルの色を好みで変えることができる。 | 静止画撮影時にLCDに表示されるINFO画面。文字も適度に大きく見やすい |
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この文字からくる安心感や信頼感はとてつもなく大きい。ただし、トップカバーのブランド名やレンズマークなどは刻印したものだが、こちらはプリント | X100は豪華なケースに入れてデリバリーされる。同社のこのカメラに対する意気込みを感じさせるところだ |
■実写サンプル
- 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。
- 立て位置で撮影した画像のみ無劣化で90度回転させています。
・歪曲収差/絞りによる描写の違い
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F4 / FinePix X100 / 4.2MB / 4,288×2,848 / 1/85秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:日陰 | F5.6 / FinePix X100 / 4.2MB / 4,288×2,848 / 1/40秒 / 0.0EV / ISO200 / WB:日陰 |
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・感度 |  |
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・フィルムシミュレーション |  |
フィルムシミュレーション:PROVIA / FinePix X100 / 4.4MB / 4,288×2,848 / 1/280秒 / F11 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート | フィルムシミュレーション:Velvia / FinePix X100 / 4.4MB / 4,288×2,848 / 1/280秒 / F11 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート |
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フィルムシミュレーション:ASTIA / FinePix X100 / 4.4MB / 4,288×2,848 / 1/280秒 / F11 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート | フィルムシミュレーション:モノクローム(フィルターなし) / FinePix X100 / 4.7MB / 4,288×2,848 / 1/280秒 / F11 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート |
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フィルムシミュレーション:モノクローム(Yeフィルター) / FinePix X100 / 4.6MB / 4,288×2,848 / 1/280秒 / F11 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート | フィルムシミュレーション:モノクローム(Rフィルター) / FinePix X100 / 4.6MB / 4,288×2,848 / 1/280秒 / F11 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート |
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フィルムシミュレーション:モノクローム(Gフィルター) / FinePix X100 / 4.6MB / 4,288×2,848 / 1/280秒 / F11 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート | フィルムシミュレーション:セピア / FinePix X100 / 4.8MB / 4,288×2,848 / 1/280秒 / F11 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート |
・作例 |  |
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FinePix X100 / 3.9MB / 4,288×2,848 / 1/320秒 / F2 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート | FinePix X100 / 4.0MB / 4,288×2,848 / 1/240秒 / F4.5 / 0.0EV / ISO200 / WB:オート |
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FinePix X100 / 3.7MB / 4,288×2,848 / 1/640秒 / F2 / +0.3EV / ISO200 / WB:オート | FinePix X100 / 4.3MB / 4,288×2,848 / 1/80秒 / F2 / -1.3EV / ISO200 / WB:晴天 |
【2011年3月14日】「レンズフードをカメラに装着するとフィルターが使えなくなるのは残念」を「レンズフードをカメラに装着するとレンズキャップが装着できなくなるのが残念」に修正しました。
【2011年3月14日】「OVF時のファインダー」「EVF時のファインダー」の画像が逆だったので修正しました。