フォトアプリガイド

Color Simpler(Android)

シンプルな操作でパートカラーエフェクトを楽しもう

特定の色だけを抽出する「パートカラー」という表現。抽出色以外はモノクロになるため、抽出色(被写体の一部)を際立たせることができる。ビールのCMなどで有名になった表現技術のひとつだが、コンパクトデジタルカメラの一部にもエフェクト機能として搭載されており、手軽な物になりつつある。

さて、今回紹介する「Color Simpler」は、そんなパートカラーを手軽に利用できるカメラアプリだ。

価格は無料。利用バージョンは1.1。

「Color Simpler」を起動すると「画像読込先を選択」が表示され、「ギャラリー」もしくは「カメラ」から読み込む画像を選択できる。

ちなみに「カメラ」をタップするとカメラアプリの選択画面が表示され、選択したカメラアプリを使って撮影したデータを読み込み先の画像として利用できる。

画像を読み込むと編集画面に切り替わる。

編集画面下部には、「画像読込」「色選択」「画像保存」という3つのボタンが並んでいる。

「画像読込」は画像の再指定に利用し、「色選択」は抽出色の指定に、「画像保存」は表示中の画像を保存する際に利用する。まずは色を抽出するために「色選択」をタップしよう。

「色選択」をタップすると「画面をタッチして色を選択」画面に切り替わる。

この画面では、表示した画像部を直接タッチして抽出する色を選択できる。際立たせたい部分をタッチして選択しよう。

「閾値を表示」をタップすれば、「色抽出閾値」として「色相」「彩度」「明度」の3要素をスライダで調整できる。

この要素の中で重要なのが「色相」と「彩度」だ。「色相」を調整するとタップした色以外の要素も抽出される。

画像で説明すると、“花びら”を目立たせるためタップしたが、見栄え的には“しべ”(黄色いところ)の色も残したい。そこで、色相を調整して“花びら”と“しべ”の色が残るようにしたわけだ。

また、花びらの先端などは色が抽出しきれないことがある。彩度を調整すると、そういった部分も抽出できる。

表示画像が小さすぎて色抽出がしにくいという場合は、画像を拡大してみるとよい。タッチパネルではお馴染みにピンチイン・アウト操作で拡大・縮小が可能だが、一点注意がある。「画面をタッチして色を選択」画面では拡大・縮小操作ができないのだ。

拡大・縮小操作を行ないたい場合は、画像を読み込んだ直後の編集画面で予め操作しておこう。

編集・加工が終わったら、「画像保存」をタップして画像を保存しよう。

保存の際は保存サイズの指定が可能だ。選択できるのは「大」(1280×960)、「中」(1024×768)、「小」(640×480)の3つ。保存した後の使い方(SNSへのアップロードやメール添付など)によって、保存サイズを指定しよう。

「Color Simpler」の操作性は単純明快で、わかりやすい。実に簡単なステップでパートカラーを楽しめるだろう。

飯塚直