岡嶋和幸の「あとで買う」

1,577点目:傘に装着して雨をシャットアウト

コジット「傘の雨シャット」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

コジット「傘の雨シャット」

1,518点目でバックパックが濡れにくい折りたたみ傘を紹介しましたが、雨や風が強いときはそれでも濡れてしまうでしょう。

もちろんどのような傘でも雨を完全に除けることはできません。バックパックにレインカバーを装着すれば問題なさそうですが、付属していなかったり、ぴったりのサイズのものが別売でも用意されていなかったりします。着脱も面倒で、中のものをすぐに取り出すことができません。

雨の中で傘を差して撮影することがよくあるのですが、ちょっと恥ずかしいので人目のないところ限定となりますが、この製品は便利そうなので1度使ってみたいと思いました。

厚さ0.1mmのクリアな素材が使われているので視界の妨げにもなりません。ボタンで傘の親骨に取り付けるだけで、装着したまま閉じることもできます。

その際に手が濡れることはないようで、ホック付きベルトで巻いて留められます。販売価格は1,078円前後です。今年も秋雨の時期に撮影に出かける機会が増えると思うので、もしかしたら出番があるかもです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。