写真展告知

小澤太一写真展:NAURU HORIZON

ピクトリコショップ&ギャラリー(東京・両国)5月12日~

写真家・小澤太一さんの写真展「NAURU HORIZON」がピクトリコショップ&ギャラリー(東京・両国)にて開催される。会期は5月12日~5月22日。

海に囲まれた島国ナウルの「水平線」をテーマにした作品を、約25点ほど展示する。展示にあたり小澤さんは「ピクトリコの紙を使った、見応えある大きな印刷や美しい質感のプリントも同時にご覧いただけると思います」とコメントを寄せた。

なお本展は、ピクトリコショップ&ギャラリーの両国移転を記念した写真展の第一弾となる。オンライン配信によるトークイベントも実施。ゲストはアートディレクターの三村漢さん(5月14日17時~)と、フィジー野球・ソフトボール協会会長の持田貴雄さん(5月18日17時30分~)。配信方法は同ギャラリーのFacebookおよびInstagramにて案内する予定。

日本人にとってほとんどなじみのない謎の国……『ナウル共和国』。人口わずか13000人ほどのこの国は、太平洋南西部の赤道直下にポツンと浮かぶ、世界で三番目に小さな島国です。

僕がナウルを初めて訪れたのは、もう10年近くも前のことになります。国にはレンタカー屋もなかったので、道ゆく人に声をかけてボロボロのバイクを借り、島の周回道路を回ってみました。わずか19km、時間にして30分ほどで島を……いや、国を一周してしまいました。

ナウルにはおよそ国にありそうなものが、だいたい無いです。人が生活していくために必要なものがほんの少し、そのわずかな土地にあるだけで、あとは島を囲む海があるだけでした。ただその海は国のどこにいてもすぐ目の前にあり、そしてどこまでも水平線『HORIZON』が続いていました……。

作家コメント

会場

ピクトリコ ショップ&ギャラリー
東京都墨田区横網1-2-16 東誠ビル5階

開催期間

2021年5月12日(水)~5月22日(土)

開催時間

11時00分~17時00分(当面の間、時間短縮営業のため)

休館

日曜・月曜
10時40分追記:記事初出時に「会期中は休館なし」と記載していましたが、修正しました。

作者プロフィール

1975年名古屋生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、河野英喜氏のアシスタントを経て独立。雑誌や広告を中心に、子どもからアーティストや女優、某国大統領まで、幅広く人物撮影するのが活動のメイン。写真雑誌での執筆や撮影会の講師・講演など、活動の範囲は多岐に渡る。ライフワークは「世界中の子どもたちの撮影」で、年に数回は海外まで撮影旅行に出かけ、写真展も多数開催している。身長156cm 体重39kgの小さな写真家である。キヤノンEOS学園東京校講師、公益社団法人 日本写真家協会 会員。