写真展告知

安田菜津紀写真展:照らす 生きた証を遺すこと

オリンパスギャラリー東京(4月15日~) YouTubeで作品解説を配信

フォトジャーナリスト・安田菜津紀さんの写真展「照らす 生きた証を遺すこと」がオリンパスギャラリー東京で開催される。会期は4月15日(木)~4月26日(月)。

なお、4月17日(土)にはオリンパスの公式YouTubeチャンネル「OLYMPUS Live」にて、オンラインによる作品解説を配信する。ゲストはフリーアナウンサーの南部広美さん。時間は18時30分から。事前申し込みは不要。

東日本大震災から10年。亡くなった方々の生前の姿を伝えてくれたのは、その方が日常の中で使っていた品々や、身近な方による追憶の言葉でした。足跡をしるす何かに触れる度、その人は何を大切に暮らし、どんな生き方をしてきたのか、私自身も思いを巡らせてきました。この写真展のタイトルは、亡くなった息子さんのことを語ってくれた方の「生き方が表れていないと、死が照らし出せない」という言葉から考えたものです。展示では、東北をはじめ日本国内の取材で出会った方々の、身近な方が遺したものを写真で照らし、改めて生きた証を刻みたいと思っています。

写真展情報

オンライン作品解説:4月17日(土)18時30分~

会場

オリンパスギャラリー東京
東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル地下1階

開催期間

2021年4月15日(木)~4月26日(月)

開催時間

10時00分~18時00分(最終日は15時00分まで)

休館

火曜日・水曜日

作者プロフィール

1987年神奈川県生まれ。NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)所属 フォトジャーナリスト。
同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。
現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。
著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。
上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。