イベントレポート

渋谷に期間限定の「EOS M6 CAFE」がオープン

6人のファッショニスタが作品展示 尾崎牛のオリジナルカレーを提供

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、渋谷ロフト2階の渋谷シティラウンジに「EOS M6 CAFE」をオープン。4月20日から5月18日までの期間限定で、EOS M6による作品展示やタッチ&トライコーナーを設ける。

同イベントでは「カメラ×ファッション」をテーマに、ファッションブランドのディレクターやプレスなど"ファッショニスタ"6名がプライベート撮影した作品を展示。EOS M6の新規ユーザーとして想定する30〜40代の男性に向け、渋谷の地にカメラとファッションの親和性を感じられる空間を設けた。

カフェメニューには、オリジナルの「和牛ブラックカレー」を用意。宮崎県産黒毛和牛「尾崎牛」の赤身を使っており、黒ごまペーストとイカスミを入れてEOS M6のボディカラーであるブラックをイメージしたという。提供価格はミニサラダとワンドリンク付きで1,000円もしくは1,200円(時間帯による)。

和牛ブラックカレー

EOS M6は、キヤノンが4月20日に発売するミラーレスカメラ。先に発売されたミラーレス最上位機「EOS M5」に近い基本性能をベースに、EVF非搭載でコンパクトになっている。ボディカラーはブラックとシルバーを用意。ブラックボディの店頭予想価格はボディ単体が税別9万円前後、15-45キットが税別10万5,000円前後、18-150キットが税別14万円前後、ダブルズームキットが税別13万5,000円前後。シルバーボディのEVFキット(5,000台限定)は各1万円アップの見込み。

メインカラーは、ブラックとシルバーのツートンになっているシルバーボディ。ツートンカラーで昔のフィルムカメラのような雰囲気を狙っているという。実際の撮影機能に関しては、2段ダイヤルの操作性や、「デュアルピクセルCMOS AF」による高速・高精度なAF、SNS用途を見据えたWi-Fi/NFC/Bluetooth機能と自撮り対応のチルト式モニターも備える。

オープン前日のプレスイベントでは、作品を展示する6人のファッショニスタによるEOS M6にまつわるトークが行われた。元々カメラ好きでEOS 5D Mark IIを愛用している、本格カメラを使うのは初めて、といった具合に、カメラとの接し方も多様な顔ぶれだった。

6人のファッショニスタ。左から、1LDK ディレクターの三好良さん、anea design 代表・Botanize ディレクターの横町健さん、BEAMS プレスの安武俊宏さん、GMT inc. プレスの三浦由貴さん、ザ・ノース・フェイスプロモーションの田中博教さん、スタイリストの原田学さん。中央はキヤノンマーケティングジャパン イメージコミュニケーション企画本部本部長の相川弘文さん

デザイン面では、「クラシックと新しいものを掛け合わせる自分のスタイルが、EOS M6にも通じる。自分のスタイルにも溶け込んでくれた」(BEAMS プレスの安武俊宏さん)、「いかにもカメラを持っています、という姿が好きでなく、あまり目立たないEOS M6はさりげなく撮れそう」(1LDK ディレクターの三好良さん)、「フューチャークラシックのコンセプトが自分のビンテージ志向に通じる。昔のカメラのようで、気に入ってずっと持てるカメラだと思った」(スタイリストの原田学さん)といった評価が集まる。

小型サイズと高画質も評価され、仕事でルックブック(ファッション写真を集めたカタログのようなもの)の制作に早速活用したなど、「きれいな写真じゃないとオーダーしてくれない」(GMT inc. プレスの三浦由貴さん)という写真クオリティに厳しいファッション業界の目でも受け入れられていた。身軽なカメラは展示会などでの海外取材に活躍してくれそう、「ライフワークの植物撮影に単焦点レンズが使いやすく手放せない」(anea design 代表・Botanize ディレクターの横町健さん)との声もあった。

また、「マイナス10度の知床で使ってみたが、タッチパネルの感度は大丈夫だった」(ザ・ノース・フェイスプロモーションの田中博教さん)というフィールドからのコメントも聞かれた。

EOS M6を実際に使って気に入った部分としては、「ファインダーを覗いて撮れるところ」が多く挙げられ、登壇者全員のEOS M6にはEVFが装着されていた。元来のカメラユーザーからは、タッチパネルAF、ダイヤル配置、女性にも使いやすそうな持ち心地などが特に好評価のポイントだったようだ。

購入キャンペーンで、BEAMS DESIGNのリュックがもらえる。デイパック的にも使え、カメラはサイドからも出せる仕組み。4月20日〜6月30日までに購入した応募者全員に進呈。

本誌:鈴木誠