イベント告知

山口県下松市で鉄道のトラック輸送を日中展示 約3.3kmの道のりを実走

展示車両は台湾向け特急車両「EMU3000」

鉄道車両のトラック輸送を見学できるイベントが、4月27日(土)に山口県下松市で開催される。

通常、交通量の少ない深夜に行うという鉄道車両のトラック輸送を日中に行うというもの。日立製作所笠戸事業所前から下松駅南口間の往復約3.3kmを専用トレーラーに載せて陸上輸送する。

2019年開催時の様子。英国向けの高速列車を展示して、約3万5,000人が来場した

今回展示される車両は国営台湾鉄路の特急車両「EMU3000」の先頭車両2両。日立製作所笠戸事業所で行っていた600両の製造が終わり、最終出荷を迎えるため、地域への感謝も込めて展示するという。

今回陸送される台湾向け特急車両「EMU3000」

10時00分に日立製作所笠戸事業所を出発し、県道366号線で車列を整えたのち陸送を開始する。10時30分に下松駅南口で折り返し、11時30分頃に同製作所に戻ってくる。

陸送終了後は日立製作所内の歴史記念館を一般開放。車両製造に関する映像や車両模型のほか、500系新幹線車両を展示する。入場時間は13時00分〜15時00分。閉館は16時00分。

イベント名

道路を走る鉄道車両見学プロジェクト

開催日時

4月27日(土)9時30分〜16時00分

開催場所

下松駅近辺

陸送スケジュール

  • 9時30分~:スタートセレモニー・テープカット(日立製作所笠戸事業所)
  • 10時00分~:陸送スタート(県道366号線で車列を整え陸送スタート)
  • 10時30分~:折り返し地点到着後セレモニー(下松駅南口)復路スタート
  • 11時30分~:陸送到着(日立製作所笠戸事業所)