デジタルカメラマガジン

7月号特集は、標準レンズで“写真がうまくなる”「50mmのAtoZ」

約100年を振り返る「50mmの進化の歴史」などコラムも

総力特集・50mmで写真を撮ると、うまくなるって本当!? もっともシンプルで奥の深い50mmのすべて!

市場に登場してから100年近くの歴史がある50mm単焦点レンズは、各メーカーからF1.2やF1.4などの開放F値を持つものが数多く用意されている。本特集では、奥深い50mmの世界を「レンズガイド」「テクニック」「ワイドコラム」「ギャラリー」の4本柱で徹底的に解説。50mmを使うと写真がうまくなる理由に大ボリュームの全70ページで迫る。

テクニック:総勢25人の写真家による50mmの使いこなし方

35mm判の標準レンズといわれる50mmだが、動物撮影では800mmの超望遠が標準といわれるように、シーンや被写体によって標準となるレンズは違う。それでも50mmは多くの写真家に愛され、使われている。ポートレート、スナップ、風景、鉄道、飛行機、モータースポーツの現場で写真家はどうして50mmを選ぶのか。その理由と使いこなし方を聞いた。

ガイド:さまざまな視点から50mmの魅力を探る

50mmは昔から標準レンズといわれるだけあって、各社から数多くの50mmレンズが登場している。軽さを求めたもの、ボケの美しさ、F値の明るさ、特徴的な描写性能を持つレンズなど、バリエーションはどの焦点距離も多彩だ。評価軸を設け、その中で輝く50mmレンズはどれかを検証した。

軽いレンズベスト10
寄れる50mmという選択

ワイドコラム:50mmはなぜ標準レンズと呼ばれるのか。過去、実用、名手と呼ばれた写真家からひもとく

50mmレンズの奥の深さはレンズを手にしたり、写真を撮るだけでは追求できない。そもそもなぜ50mmは標準と呼ばれるのか、写真学校の生徒は50mmから始めるのか、銘50mmレンズとはどんなレンズか、50mmの名手と呼ばれたレジェンド写真家の軌跡など、50mmをより深くしるうえで、覚えておきたい内容をまとめた。

50mmの進化の歴史
なぜ、写真は50mmから学ぶのか
登場写真家(敬称略)

青山裕企、赤城耕一、浅田政志、熱田 護、嵐田大志、上田晃司、大村祐里子、大和田 良、岡嶋和幸、岡田睦子、柏倉陽介、柄木孝志、川口葉子、河田一規、國政 寛、河野英喜、GOTO AKI、小林紀晴、コムロミホ、saizou、斎藤巧一郎、澤村洋兵、渋谷敦志、鈴木さや香、鈴木知子、Nana*、成瀬 亮、矢野明日香、yuma-takatsuki、米屋こうじ、ルーク・オザワ

連載ピックアップ・Lightroom Classicで探す自分の個性

写真は私たちが世界をどう見つめたのかの証だ。フレーミングはもちろん、仕上げ1つで印象が大きく変化する。写真の世界観や個性を作るのに欠かせないLightroom Classicで写真家たちはどのように自分たちの世界観を写真として提示しているのか。しっとりとした緑の表現が印象的なコハラタケルさんにうかがった。